日々是好日

10月28日(土)フィクション『金閣寺』


朝食


お寝坊して、朝食を食べながらぼんやりテレビを観ていた。『チコちゃんに叱られる』の後に、生前のもんたよしのりさんが登場。彼は『もんた&ブラザーズ』として再結成した時にNHKのコンサートに出演した。その時のビデオが流れた。つい最後まで観てしまった。今、聞いてもあの声にはドキドキする。そのあとYouTubeで去年歌った『ダンシングオールナイト』を聞いた。70代の顔になっていたが、声は変わっていなかった。


録画していたNHKの番組、アナザーストーリーを観た。タイトルは『金閣寺炎上、若き僧はなぜ火をつけたのか』 1950年に見習い僧が金閣寺に放火し、5年後に再建した話は毎回、外国人ゲストにしている。なぜならば、再建金閣寺と私が同じ年齢だから。「どちらがきれいですか?もちろん金閣寺ですね。金閣寺はバブル経済の真っ最中の1987年に金20キロを使って修復したのですよ。私は整形手術をしていません。」笑いは取れるが、年齢がバレてしまう。この話はもうやめようかと思っている。


当時の住職さんは、お詫び行脚をして寄付金を集めた、という話をしたこともあった。でも、三島由紀夫の『金閣寺』に出てくる住職の印象が強くて、この村上慈海さんのことを忘れていた。三島由紀夫の小説に出てくる住職は芸者遊びをし、それを隠そうとしているところが、放火犯には許せなかったというような内容が書かれていたような。フィクションだということがわかっていても、小説の人物を実際の人物に重ね合わせてしまうことがある。ガイド仲間がこの番組を教えてくれた。いい番組だった。あの頃は、日本全体が貧しかった。1951年頃まで、金箔の使用が禁止されていたそうだ。日本人は食べることに精一杯だった。幸い、私は日本の経済が良くなっていく時に子供時代を迎えたが、駅の地下道などで傷痍軍人がお金の入れ物を前に置いて座っている姿を今も覚えている。

BS朝日の『あなたの知らない京都旅』では、徳川慶喜が大政奉還を伝えたのは、この大広間ではない、ということを知った。


実はこの黒書院だったらしい。でも二条城には変わりない。慶喜や家来のお人形さんは大広間に置いてあるので、今まで通り、この大広間は歴史的な場所なんです、と言うつもりだ。


買い物前に、桃ヶ池公園に寄ってみた。お習字を休んでいるので、長らく公園に行っていなかった。秋のハス池。ハスは無くなっていた。職員さんがボートに乗って池の清掃をしたのだろう。


柿の実


どんぐり。


ひまわりさん、もうすぐ11月ですよ。


芙蓉もまだ咲いていた。暖かいからだろう。


股ヶ池(ももがいけ)明神の半地下にいらっしゃる不動明王。


夕食。さんまがスリム


7時半のお月さま。明日の明け方に、部分月食が見れるそうだ。



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