高島屋前の横断歩道
右端の「なんば南海通」と左端の「戎橋筋」の間の景色が、コロナ前と変わっていた。
「なんば南海通り」を進む。
「がんこ」のしゃぶしゃぶ半額セール
「がんこ」の隣りには、外国人向けの観光案内所があったが、今はテナント募集中😰
目指す映画館はTOHO シネマズ別館。
パチンコ・マルハンの4階にあった。
始まる前の映画館の内部。ガラガラ
座席はひとつおきになっていた。
165席あったが、観客は30〜40名ほどか。
さあ、3時間の映画が始まった。
左から、岡田将生、西島秀俊、三浦透子
三浦透子はいつもこんな顔をして、赤いサーブを運転する。
3時間、退屈しなかった。
エンドロールの終わりまで、立ち上がる気にならなかった。
役者たちもすごいが、脚本、監督の手腕に感心した。
監督はこの人。濱口竜介。脚本も共同で担当している。
心に深い傷を負った人が、それに正面から向き合うことによって
前を向いて生きようとする話し。
小説の方もそのようなテーマだと思うが、映画の方がテーマを追いやすい。
小説にはない面白さとしては、「ワーニャ伯父さん」を多言語劇にしているところだった。
役者は母国語でセリフを言う。
日本語、中国語、韓国語などが飛び交う。
セリフは舞台の上の方に多言語で表示される。
また、手話で語る韓国人の女優もいる。
彼女の手話が美しい。
20年くらい前、教育委員会の手話講座に参加したことがある。
聴覚障害のある生徒が入学したので、手話を覚えようとした。
あるとき、講習会の先生が、講習を手伝ってくれている男性を指さして、
「彼の手話は美しいでしょ」と言った。
彼の手の動きは、実に美しかった。
この頃は、アマゾンプライムでも名画が観られるが、
映画館で観る映画は格別だ。
感染が拡大して、大阪でもまた医療が逼迫してきた。
橋下徹さんは「医療界に制裁」とツイートして、医療関係者の反発を招いたが、、、
小さな病院ではコロナ患者の対応が難しいし、効率も悪い。
規模の大きい旧国立病院や旧社会保険病院、旧厚生年金病院などのコロナ病床率がたった数%であることを、橋下さんはご存知なのだろうか。病床の効果的な編成は、待ったなしだ。