歩いて15分くらいのところにATMがあることがわかった。
近鉄・北田辺駅のすぐそば
この駅の右側には、開高健の文学碑があった。
開高健は、少年、青年時代を北田辺町で過ごされたそうだ。
中年になった開高健と小田実が出演したテレビ番組を覚えている。
2人は、楽しそうに大阪弁でお喋りをしていた。
旧天王寺中学で、開高さんが小田さんの2年後輩だったそうだ。
北田辺駅に続く商店街もシャッター商店街になっている。
お豆腐屋さんは開いていた。
商店街を抜けたところにあるスーパーマーケットには、お客さんがいた。
俳優の辻萬長(つじ・かずなが)さんが亡くなられた。
去年8月、三谷幸喜の演劇「大地」に出演されていた。
来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に、北条義時(小栗旬)の祖父役で
出演が決まっていたが、腎盂ガンが見つかり、今年の7月に出演を辞退されたそうだ。
8月13日に放映されたNHKドラマ「しかたなかったと言うてはいかんのです」に妻夫木聡のお父さん役として出演されていた。
これが遺作となってしまった。
1年前は、あんなにお元気そうだったのに。
この写真は、「大地」のパンフレットより
パンフレットには三谷幸喜がこのように書いている。
初めて僕の作品に出て頂く憧れの大先輩辻萬長さん。
バンチョーさんに演じて欲しい、
バンチョーさんにしか演じられない役を必死に考え、
子供みたいにワガママだけど憎めない座長こと「バチェク」が誕生しました。
あ、断っておきますが、決してバンチョーさんご自身が、
子供のようにワガママなわけではありませんから。
当て書きだったのだ。
この「大地」を観てから私の演劇熱に火がついてしまった。
前から3番目の席に座り、俳優たちの息づかいまで感じられた。
主演が大泉洋で、アドリブも多かった。
それまでは、辻萬長は、どこかで見たことがある俳優さん、ぐらいにしか思っていなかった。
調べてみると、こまつ座の劇団員だった。
あの素晴らしかった「きらめく星座」にも出演されていたようだ。
「鎌倉殿の13人」には、代わりに浅野和之が出演することになった。
浅野和之も「大地」に出演していた。
パラリンピックが始まった。
開会式の入場行進
カラフルなラトビア選手団
236人のアメリカ選手団
次期開催国のフランス
そして最後は日本選手団
なぜか胸が熱くなる。
布袋寅泰、登場!