日々是好日

9月12日(木)瀬戸内アート研修・高松編

今日から2日間、研修を受けるので高松のホテルに泊まっている。今日の集合場所は、香川県庁東館。ここが集合場所になっていた理由は、正面の東館が丹下健三さんに設計されたからだった。1階がピロティになっている。広島の平和資料館もピロティになっていて、設計は丹下さんだった。講師は高松在住。新聞記者時代、多くの支局で勤務されたが、四国が一番気に入り、今や香川県民。参加者は14名。九州や東京からも来られている。熱心な方ばかりだった。


若き日の丹下健三さん。


タクシーで栗林公園へ。


花の時期は終わっていたが、これもユーモラスでかわいらしい。


お手植えの松。この辺りには立派な松がたくさん植えられていた。


植えた人たちのお名前。あのエドワード8世も植えたらしい。


松の皮の厚みでおおよその樹齢がわかるそうだ。


掬月亭。冷房がなくても中は風通しが良くてひんやりしていた。


このお庭を眺めながら、


氷の入った冷たい抹茶をいただいた。ここを出るとき、靴を履いていたら、隣に西洋人の男性がいた。「お疲れですか?どちらから?」と聞いたら「Denmark」 私「Jeg elsker dig.」デンマーク人に会ったら必ず言うセリフ。I love youという意味。少しだけお話しした。私が言った言葉はデンマーク語で一番大事な言葉だと言ってくれた。


池では舟遊び。いいなあ。


刈り込まれたツツジ。正面はハート型。


餌をあげると戦いが始まった。


JRの駅まで歩いて、電車を待った。


2両編成のかわいらしい電車がやってきた。もちろん単線。香川県は人口が減少しているが、高松市はマンション建設ラッシュ。人口が増えているそうだ。高松に人を集める政策をとっているようだ。東京に人口が集中するように、地方でも大きな町に人が集まる。農業国だった頃の方が、津々浦々『美しい国、日本』だった。


ランチは天丼。


タクシーでイサム・ノグチ庭園美術館へ。火・木・土しか開館していない。しかも予約制。イサム・ノグチは高校の英語の教科書の題材になっていたので、その時、少しだけ勉強した。大学院では日系アメリカ人のことを修論に選んだので、資料に登場した。


受付を入ったところで、おおまかな説明をしていただいた。


写真撮影はここまで。学芸員さんがずっと付いてきて、説明してくれた。屋外にある石や彫刻を汗だくになりながら、見て回った。


タクシーで移動し、坂道を上り屋島に着いた。かなりしんどい。屋島寺。


鳥居もある。神仏習合。右の狸は、


授乳中だった。


お土産物店で、一貫張りを見つけた。香川の名産品。お茶のお稽古の時、一貫張りのお棗を使ったことがあった。竹籠に和紙を張り、上から柿渋を塗ったものなので、とても軽い。


屋島から瀬戸内海の島々を眺めた。


これが屋島。山頂が平坦。


屋島からこのバスに乗って、四国村に向かった。離団しようかと思うほど、暑さにやられた。


四国村のかずら橋。四国村は古民家などを集めたところ。なかなか見どころがあり、元気が出てきた。


牛さんがこの木の棒を回転させ、サトウキビを絞ってくれたそうだ。香川は和三盆の産地。


ホームスパンだろう。


小豆島から移築した歌舞伎小屋


琴電で高松の中心部に戻り、懇親会。


お造り盛り合わせ。


鯛。ここで私の携帯はバッテリー切れ。私はビールでバッテリーチャージしたので、ガイドさん達とのおしゃべりを楽しんだ。


かくして1日目は無事に終了。お疲れさまでした。


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