京都には花街が5つある。祇園甲部、祇園東、宮川町、先斗町、上七軒
それぞれが踊りの発表会をする。今日は祇園甲部の「都をどり」を観に行った。3年ぶりに行われるとテレビで報道されていて、どうしても行きたくなった。初めての経験。
少し早めに家を出て、かつて「祇園ウォーキングツアー」で歩いたところを復習してみた。
宮川町
提灯は三輪。宮川町の発表会は「京おどり」という。
ゲストと歩くときは、舞妓さんに出会う幸運を待ち望んで落ち着けなかった。たまたま、舞妓さんに出会った時は、後ろ姿でもいいから写真を撮らせてくれるように交渉した。うまくいくときもあった。
この置き屋さんには「とし純」さんがいるようだ。
新人ガイドが集まって、2017年に芸者の研修をした。その時の舞妓さんが「とし純」さんだった。
美しく、上品な舞妓さんだった。もう芸妓さんになられているかもしれない。
宮川町を抜けて建仁寺へ。建仁寺の三門。3つの解脱について説明して、グダグダになってしまったことがあった。ドアがないのは、全ての人に開かれているからとか。
法堂(はっとう)。天井には大きな2匹の竜の絵「双竜図」が描かれている。
法堂の前の牡丹
開山は栄西禅師。お茶を中国から持ち帰ったのも栄西。
花見小路を急いで歩き(祇園甲部の提灯は、つなぎ八つ団子)
祇園で最も有名なお茶屋さん、一力(無人の写真が撮れたのでビックリ❗️)の前を通り、
南座に急いだ。友人を少し待たせてしまった。
劇場の中に入る時、井上八千代さんの姿が見えた。
これがプログラム
全部で8景あり、合わせて踊るだけでなく、有名な場面を長唄と和楽器と踊りで見せてくれる景もある。那須与一は扇を射落とした。美しい背景も見事に転換し、とても楽しめる1時間だった。
舞妓さんの衣装。着物の丈は引きずらないように短くしていた。帯もいつもより短かかった。引きずって踊るのは至難の業。
ランチはここで。花見小路から一筋、路地を入ったところにあったお店「Calf」
ハンバーグ定食を注文した。
サラダ。パイナップルのドレッシングがほんのり甘くて美味しかった。
メイン。ハンバーグが小さいのではなく、お皿が大きいのだ。ハンバーグの上に乗っている白いものは?
ポーチドエッグだった。ナイフで切るとトロリと黄身が現れた。
お気づきでしょうか。器が全部、ロイヤルコペンハーゲン。
デザートプレートもコーヒーカップも
ミルクと砂糖の入れ物も
お湯飲みまでもロイヤルコペンハーゲン製❗️
大満足でレストランを出て、腹ごなしに少し歩いて「漢字ミュージアム」を覗いてみた。
おじさんが祇園祭について丁寧に説明してくれた。今年こそは、厄除けのお祭りを開催して、コロナをやっつけてほしい。
山鉾の模型が展示されている。
下の方に7つ並んでいる結び目はえび。縁起がいい。
八坂神社は写真だけ写し、
江戸時代から続く和菓子店「鍵善良房」に寄った。
奥の喫茶室で、有名な葛切りを一度、食べてみたかった。
うまい❗️
いっぱいお喋りをして、気がついたら5時を過ぎていた。楽しい時間はあっという間に過ぎ去る。ありがとう❗️