日々是好日

12月12日(木)初めてのホテル丸福樓と武田病院

今日は京都でお仕事。京阪電車に乗った。万博のラッピングカーに乗った。大阪維新の会と京阪電鉄はお友達。京阪中之島駅からメトロ九条駅まで延長し、IRの会場の夢洲へと繋ぐ計画がある。


京阪七条駅で降り、鴨川沿いを歩いた。


今日のホテルは丸福樓。何年も使われていなかった任天堂の本社がホテルに生まれ変わった。安藤忠雄設計の棟も加わったそうだ。一度、行ってみたかった。


このプレートは右から左に読むのでしょうが、、、


応接間の展示。


使いこまれたソファー。木の床など、なるべく使えるものは使ったそうだ。


さあ、専用車も到着。東山のツアーが始まると思いきや、奥様のミシェルさんがご病気で、病院に行くことになった。ホテルの人が、英語対応してくれる武田病院に電話をしてくれた。診てくれるそうだ。夫のジェイソンさんと一緒に病院に向かった。息子さんのサムさんはホテルで待機。

ホテルから10分ほどで武田病院に着いた。まずこの書類を見せられた。その時はゆっくり読む余裕はなかったが、紹介状のない患者は余分に7700円かかるということだった。ミシェルさんは、携帯で病名を日本語で教えてくれた。尿路感染症だった。年に1回くらい、この病気になるそうだ。本人が1番よくわかっている。「アメリカの病院では何時間も待たされる。ここはどうですか」と興奮気味に聞かれた。返事に困った。ミシェルさんが興奮したのはこの時だけだった。あとは痛みに耐えながら、冷静に言われるままのことをなさった。細かい英語の問診票も立ったまま、ささっと書かれた。座ると痛みがキツくなるので、ずっと立っていた。

受付で英語の通訳が必要か聞かれたので、私は医学用語はわからないと答えた。すると通訳さんがきて、ミシェルさんに説明をした。その後、正式に通訳が必要かと聞かれたので、ミシェルさんと相談して通訳はお断りした。携帯という強い味方があるのでなんとかなるだろう。後から聞いたが、通訳を雇うと治療費が50%アップになるそうだ。ここの病院は通訳が常駐していることと、英語の書類がすぐに出してもらえるので、ありがたい。英文の診断書をすぐに作ってもらえた。診察は2分で終わった。ミシェルさんの言う通り、尿路感染症(urinary tract infection)だった。抗生剤と痛み止めを処方してもらった。治療費は25000円くらいかかったが、診断書をもらったので保険でカバーできるだろうとジェイソンさんがおっしゃった。


ミシェルさんは1秒でも早く、抗生剤を飲みたがっておられたが、会計が済まないと薬は出してもらえない。私は95番と書かれた紙を握りしめてイライラ。


会計が済むと、どこからかおじさんが来て、空いている方の薬局に案内してくれた。そして急ぐように言ってくれたようだ。そのおじさんは、通訳の欠員が出て困っている、とおっしゃった。病院の方だった。


武田病院の反対側で車を待った。病院に着いてから1時間少々で全て終わったので、よかった。


ミシェルさんはホテルで休養することになった。車の中で、今日の行程に入っていた着物・お茶体験を明日に変更できないかと尋ねられた。これを1番、楽しみにしていたそうだ。エージェントに電話して、担当のスタッフに頼んだ。今日予約していた『マイコヤ』は人気のお店で変更は難しいと思ったが、たまたまキャンセルが出ていて変更ができた。ホテルでミシェルさんを降ろし、サムさんを乗せて、3人で昼食。焼き鳥の串クラにお連れした。


私とジェイソンさんは親子丼。私はご飯の量、少なめを選んだが、それでもこんなに多かった。サムさんは焼き鳥1本だけ。ホテルで待っている間に、何か食べたそうだ。ここでやっとゲストさんとお話しができた。ツアーの始まり。ゲストさんはニューヨークから来られた。サムさんはニューヨークの大学でコンピュータ・サイエンスを専攻。日本が大好きで今は、東京の杉並区に住んでおられる。テンプル大学東京校に4ヶ月の短期留学中。日本での単位はニューヨークの大学で有効らしい。ニューヨークではフリスビーのサークルに入っておられる。ご夫妻は1週間前に日本に来られて、東京や鎌倉の観光をされた。サムさんは京都からご両親のツアーに参加。


永観堂に向かった。幸い、紅葉が残っていた。サムさんはキャノンの一眼レフのカメラを持って、たくさん写真を撮られた。親子で構図を相談しているときもあった。気になるところがあるとしばらく動かなかった。それで思ったより時間がかかった。永観堂の内部の襖絵や仏像の写真は撮れないが、お庭はOK。美しい写真が撮れたと思う。




ジェイソンさんが、この床を見て感心された。こんな大きな木が使われている。私も彼の真似をして足を広げてみたが、これが精一杯だった。ゲストに気付かされることが多い。


ジェイソンさん「鯉はアメリカでは1万円くらいするよ」


サムさんは身長197センチ。頭を打たないように気をつけてね。ある襖絵の前で、私「これはそれほど古くなくて1778年に描かれたものです」 ジェイソンさん「アメリカはまだ2歳だったよ」


多宝堂。お堂には行かずに写真のみ。


永観堂には『永観堂幼稚園』が隣接していた。永観堂には1時間くらい滞在した。次の訪問地、大豊神社には車で行くことにした。今日のドライバーさんは京都生まれのベテランドライバー。永観堂の隣の東山高校のご出身。私たちが車に近づくと、いつも手を上げてくれた。


大豊神社の狛ねずみ。ジェイソンさん、ネズミの口を観察。阿吽のこと、ご存じだった。このネズミは口が開いている。


こちらは口を閉じて『うん』


キツネの下に、小石がいっぱい。五輪塔を作ろうと思って失敗した模様。平たい石がないので、せいぜい3個しか積めない。ジェイソンさん、挑戦したがうまくいかない。私もできなかった。


ところがサムさんは成功。これは証拠写真。『スゴーイ』


このあとは、哲学の道を歩いた。銀閣寺の手前にある山門が美しい『法然院』にお連れした。写真好きなサムさんが喜ばれると思ったので。


山門は正面からではなく、少し斜め横から写す方がいいようだ。私も真似をしてみた。


そして銀閣寺に到着。


サムさんのカメラのバッテリーが切れたので、銀閣寺はサッと進んだ。ショップでは、サムさん『呪術廻戦』関連グッズを購入。するとくじ引きがついていて『当たり』 賞品はクリアファイルだった。


車が使える5時までに少し時間の余裕があった。お二人が行きたい場所が2つあった。予備のキャノンのバッテリーが買えるお店とポケモンセンター。ポケモンセンターは四条烏丸にある。動線と駐車できる場所を考えて四条通りの『カメラのナニワ』にお連れした。京都を熟知しているドライバーだから行けた。四条通りに一時駐車するなんて、新米ドライバーには無理だろう。そして、ポケモンセンターでツアーは終了した。ここからはタクシーでホテルに帰られるそうだ。サムさんの目が輝いている。存分にポケモンセンターを楽しんでください。ではまた明日。お茶体験、楽しみですね。




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