建仁寺を抜けて、
セレスティン京都祇園ホテルに到着。
ロビーは地下にある。ゲストはシカゴから来られたダグラスさんとダイアナさんご夫妻。年齢は2人ともほぼ私と同じ。同年齢ののんびりハイキングツアーが始まった。
京阪と叡電で鞍馬駅に着いた。駅前の天狗の写真を撮っておけば、鞍馬らしかったのに。ツアーの初めの頃は余裕がない。駅のそばのお店で山椒入りの煎餅を買った。山椒は鞍馬の名物。年齢が近いし、フレンドリーなお二人だったので、友達とハイキングをしているような気持ちになった。
この動物は何?
御神木。
火祭りで有名な由岐神社
ダグラスさんは膝に『新しい膝』が入っている。関節リウマチのため、4年前に両膝ともに人工関節に変えたそうだ。痛みが無くなって、快適らしい。それでも鞍馬山の九十九折はきつい。ところどころ座って休憩しながら歩いた。鳥のさえずりが聞こえると、ダイアナさんはスマホを取り出した。鳥の声を聞き取り、鳥の名前を教えてくれるアプリを入れておられた。日本に来てからは日本の鳥を候補にしている。なかなか鳥の名前がわからなかった。結局、black kite (トビ)だけ判明。小さな鳴き声では判別が難しいようだった。お二人ともアップルウォッチをお持ち。自販機の飲み物はアップルウォッチに入れたSuicaで購入。大統領選の結果をスマホでチェックされていた。お二人ともハリスの熱列な支持者。イリノイ州はblue state。下院議員の結果が出始めたようだった。
歩き始めて1時間くらいで、鞍馬山の山頂に着いた。残念ながら鞍馬寺は修復中だった。この円形の真ん中に立って、両手を大きく広げるとパワーがもらえる。数多くのパワースポットのうち、ここは特にパワーが強いよと説明した。でも真ん中の三角形を踏んではいけませぬ。理由は知りません。お二人とも大きく手を広げて宇宙からパワーをもらっていた。空気は澄んでいるので、宇宙からパワーがもらえそうな気がする。
頂上から見た景色。頂上でベンチに座って、ゆっくり休憩し、お喋りをした。今日会ったばかりなのに、お互いの家族構成まで、もう知ってしまった。
ダイアナさんはアメリカ生まれだが、ご両親はフィンランド人。スウェーデンとフィンランドの間のこの島にご両親は生まれたそうだ。フィンランド人だがこの島の言語はスウェーデン語。フィンランドに行ったとき、標識などはスウェーデン語とフィンランド語が併記されていた。ダイアナさんはスウェーデン語と英語のバイリンガル。ダグラスさんの祖先は北部ドイツからアメリカにやってきたそうだ。彼に言わせると、北欧やバルト3国、北部ドイツは民族、習慣がよく似ているそうだ。南部ドイツと北部ドイツは違うらしい。
ダイアナさんはアメリカ生まれだが、ご両親はフィンランド人。スウェーデンとフィンランドの間のこの島にご両親は生まれたそうだ。フィンランド人だがこの島の言語はスウェーデン語。フィンランドに行ったとき、標識などはスウェーデン語とフィンランド語が併記されていた。ダイアナさんはスウェーデン語と英語のバイリンガル。ダグラスさんの祖先は北部ドイツからアメリカにやってきたそうだ。彼に言わせると、北欧やバルト3国、北部ドイツは民族、習慣がよく似ているそうだ。南部ドイツと北部ドイツは違うらしい。
狛犬ではなく、狛虎。
これは何だろう?去年、来た時はなかったような。
木の根道。土が硬いので根が、表面に現れてしまうそうだ。
魔王殿。この後の下りの道がきつかった。足元の木の階段に集中しないと転びそうになる。物も言わずに3人で降りた。
ようやく貴船神社に到着。本殿の横の休憩所でたっぷり休憩した。
貴船川沿いをバス停まで歩いた。バス停は以前より400メートル先のところに移動していた。シニアをそんなに歩かせないでね。
バスで鞍馬駅に着き、叡電に乗った。この頃、ラッピングカーが多い。
出町柳で京阪に乗り換え、祇園四条駅に着いた。四条通りをぶらぶらしたいとおっしゃたので、鴨川あたりで3時ごろにお別れした。予定より1時間くらい遅れた。シニアハイキングなので休憩が必要だった。私には宿題も出た。天狗が出てくる英語の絵本を孫へのお土産に買いたいそうだ。ジュンク堂や紀伊國屋に電話したが、みつからなかった。義経のこと、話さなかったらよかった。明日は奈良にお連れする。