日々是好日

10月7日(土)アリゾナの若夫婦と京都旅

今日はEE Tour。ゲストが10時スタートにして欲しいというので、いつもより遅めの京阪特急に乗った。


ホテルのロビーでゲストを待った。ゲストはアリゾナ州から来られた若夫婦だった。マイクさんは40歳。私の息子と同い年。マイクさんのお父さんは私と同い年。マイクさんは観光に興味があり、奥様のサバーナさんは食べることとショッピングが大好き。ゲストが望んでいることを早く察知して、ゲストに喜んでもらうことが大事。ツアー中にマイクさんがサバーナさんにアイルランドのビーチでダイヤの指輪を渡すシーンの写真を見せていただいた。去年の10月のことだった。そうか、結婚1周年記念の旅だったのか。


最初の訪問地、金閣寺。サルスベリが終わり、おそらくこれは萩の花。


サバーナさんは、クリスマスの飾りに使えるものや、もうすぐ生まれる甥のための物を探しておられた。小さくて可愛らしい物を。小さなお守りを買われた。


「豆がお好きですか」と尋ねたら、「あまり好きではない」という返答。ところが豆菓子を売っている『豆政』でいろんな豆を試食したらお気に召したようで、わさびピーナッツ3袋、お買い上げ。


次に行った嵐山の竹林では私は写真係で忙しくて、自分の写真を撮る暇はなかった。天龍寺には行かなかったので、竹林の端から端まで歩いた。混んではいたが、すいているところもあり、いい写真を撮ってあげることができた。

いい写真が撮れたら、次は美味しい食べ物。竹林の出口で餃子や湯葉串などを召し上がった。このお店では、うどんやお蕎麦もテイクアウトでき、大賑わいだった。サバーナさん、うどんを食べそうな勢いだったので、ここでランチにするのかと思ったが、ただのおやつだった。


嵐山のメインストリートのスヌーピーショップにかわいいワンちゃんが出没。ワンちゃんと記念写真と撮っているお嬢さんもいた。


サバーナさん、リラックマがお気に召したようだった。


2時頃、ようやく昼食。三条の『がんこ』にお連れした。お二人とも、生のお魚がお好きで、マイクさんはお寿司と牛肉の時雨煮、サバーナさんはお造りとビールなど、私はこのお寿司をいただいた。マイクさんの質問「卵の黒い紙は何?」


食後のコーヒーはスタバで。トイレは地下にあり、レシートにある4桁の暗証番号を入力すると使えるようになっている。


京阪電車で伏見稲荷大社へ。今日はお祭りなので、お供えがいっぱい。「この食べ物やお酒は、このあとどうするの?」とサバーナさんに聞かれた。う〜む。神様は飲んだり食べたりできないので、人間が分けて食べちゃうのでしょう。


小さな子供たちが、樽酒の神輿をかついでいた。このお酒は、君たちにはあげられません。子供たちはお菓子をもらっていた。


千本鳥居からもう少し歩いて熊鷹社まで行った。これは『難切り不動』 真摯に祈りを捧げると『難』を断ち切ってくれるそうだ。真剣にお祈りをしている十人くらいの集団がいた。一日京都を案内していると、ご利益を求める日本人の姿が多く、何だか恥ずかしくなる時がある。


次の清水寺は、やはり混んでいた。マイクさんが絵葉書になるあの景色のところまでは行きたいとのことだった。本殿と京都の景色を写した写真には、大勢の観光客が入ってしまった。仕方がないです。

待ってました! やっとお土産ストリートへ。5時を過ぎたので、しまっているお店もあったが、サバーナさんはショッピングを楽しまれた。


マイクさんが団子屋で団子を食べている間に、サバーナさんはちりめん細工のお店へ。


マイクさんの喜びは、愛妻のサバーナさんが喜んでくれること。最後のミッションがあった。舞妓さんに出会うこと。花見小路、白川を歩いたが、会えず。宮川町まで足を伸ばしたが、遭遇できなかった。7時近くになっていた。舞妓さんは6時ごろにお茶屋に向かうので、もう難しいだろう。1席目の仕事が終わるのは8時か9時になる。残念だが、舞妓さんは諦めて南座の隣にある『松葉』というお蕎麦屋さんで、夕食をとることになさった。お疲れ様でした。お二人は2週間の旅行の中で、今日だけガイドを雇ってくれた。昼食の時に、これから行く場所の行き方を調べて何枚もメモを書いて渡した。このあと、大阪の関西空港から沖縄と石垣に行かれるそうだ。美しいビーチを楽しんでください。食べ物も美味しいですよ。
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