日々是好日

1月11日(土)2025年の初釜

今日はお茶の先生のお宅で初釜。社中の人数が多いので、今日は6人、明後日は5人が招待された。先生にはご苦労をおかけする。1年ぶりの着物。きっと帯がうまく結べないだろうから、少し早めに先生のお宅に言って、友人に直してもらうことにしていた。

席入りの30分前に到着。玄関のお花。


先生は小原流の華道の先生でもある。


先生は裏千家の稽古初めに参加し、家元さんからこの扇子を頂かれた。家元の妻のお母様、三笠宮百合子さまが去年11月に亡くなられたので、裏千家では初釜式は開かず、稽古初めが行われた。扇子に書かれた文字は『流水走青蛇』現在の家元、千宗室の筆による。


床の間。初釜には必ず柳の枝が飾られる。お花は椿と桐。この桐の枝は1年くらい前に見せていただいたもの。まだ枯れていなかった。お軸の文字は『祥雲繞寿山』 めでたい雲が寿山を取り巻いている、という意味。14代家元、淡々斎の作品。


真の台子には、皆具の水差し、建水、柄杓立て。タイで手に入れたもの。


初釜は、先生がお点前を見せてくださる。炭をつぎ、お料理を出していただいた。先付けとすまし汁は先生のお手製。


食後のお茶が始まった。裏千家の初釜の主菓子は花びら餅。


私の家の近所の和菓子屋、左月堂に作ってもらったもの。花びら餅は平安時代から作られていたそうだ。ごぼうが使われているのは、諸説あるが、幼児の歯固めの儀式に使われた名残りらしい。お濃茶と薄茶をいただき、


お道具を拝見し、お茶事は終了した。


別室でリラックスタイム。果物やお菓子も用意してくださっていた。今日と同じことを明後日もされる。ご苦労様です。お世話になりました。


友人と久しぶりに喫茶店、モンマルトルでティータイム。さっきコーヒーをいただいたので、紅茶にした。


帰宅して、先生が持たせてくれたお土産を開けた。すまし汁の出汁と具もいただいた。


夕食。お昼のお弁当の残りなど。



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