プレゼントはこれ
しばらく、遊んだりおしゃべりしたりした。5歳の孫は来年小学校に入学する。その頃は落ち着いていたらいいのにね、という話しになった。
これまで自分はかからないような気がしていた。根拠なき自信。ところが、最近はコロナは侮れないことを実感している。最新のworldometerを検索した。あんなに抑えていた台湾では死者が549人になっていた。少し前まではずっと12人だったのに。日本がアストラゼネカのワクチンを提供した。また、インド型とイギリス型とのハイブリッドが話題になっているベトナムでも緊張感が高まっている。ホーチミン市はロックダウン。感染者は21日間施設で隔離。アパートに感染者が出たら、アパートの居住者全員にPCR検査をする。それでも100万人あたりの死者数は台湾が23人、ベトナムが0.7人。一方、日本は114人。コロナ対策の優等生だった両国でも苦戦している。科学に基づく対策を取らずに緊急事態を繰り返し、ワクチン頼みの国が、オリンピックなど開いて大丈夫だろうか。感染爆発が起こった時、どうするかも決まっていない。出たとこ勝負。日本株が世界中に広がるかもしれない。
1月に英国のジョンソン首相がイギリス株の感染力の強さについて警鐘を鳴らした。なんの対策も取らずに、大阪ではあっという間にイギリス型に置き換わり、感染が爆発した。今度もジョンソン首相がインド型変異株の危険性について世界に発信している。英国ではロックダウンの解除を遅らせる可能性があるそうだ。日本は去年の夏に、空港検疫をPCR検査から精度の劣る抗原検査に変えた。一方、変異ウィルスを最大10種類同時に90分で検査できる試薬が発売されたという情報もある。これは4月5日の記事だが、島津制作所とiLACが開発したゲノム解析の技術は使われているのだろうか。