日々是好日

5月11日(水)2ヶ月に1回の通院

母の日に娘がプレゼントしてくれた洋蘭が、咲き始めた。


録画していた「鎌倉殿の13人」を観た。あっという間に、平家が滅亡した。屋島の戦いは、ナレーションのみ。那須与一物語はカット。三谷脚本は大胆だ。ただ、今度の大河は頼朝後が丁寧に描かれるのだろう。壇ノ浦の戦いは、面白かった。義経(菅田将暉)が、船の漕ぎ手を攻撃するように命じる。漕ぎ手は兵士ではなく、鎧もつけていない。攻撃しないのが不問律だった。義経の命令に部下は息を呑むが、この作戦は成功し源氏が勝利をおさめた。


三谷幸喜の脚本は、歴史家には評判が悪いらしいが、那須与一物語にしたところ、作り話かもしれない。大河は歴史に題材を置いたドラマであって、歴史の勉強ではないので、楽しめたらいいと思う。始まった頃は、大泉洋が真面目に演技をしても、次の瞬間に「なんちゃって」と言いそうな気がして物語に入り込めなかったが、だんだん頼朝らしくなってきた。役者は一流ばかり。衣装も美しい。これからも楽しみだ。

「鎌倉殿」には三谷幸喜好みの役者さんが出演している。これは2年前の夏に観た演劇「大地」の出演者


山本耕史は、「新撰組」では土方歳三を、「真田丸」では石田三成を演じた。今回も北条義時(小栗旬)の盟友役。いつもいい役をもらっている。写真、下段真ん中の浅野和之は義時の祖父を演じた。右の辻萬長が体調を崩し亡くなったので、代役を務めた。やりにくかったと思う。左の相沢一之は三谷組の常連。「鎌倉殿」でも運慶の役で出演することが決まっているそうだ。そのうち、藤井隆も出てくるかもしれない(笑)竜星涼にも出てきてほしいが、朝ドラで忙しい?

それにしても、戦いに臨む侍の衣装が美しい。


この時代の鎧は絹の糸で編まれていると思う。
以前、京都御所の近くにある「うさぎ塾」という工房に、アメリカ人のご夫妻と息子さん二人をお連れしたことがある。そこでは、平安時代の美しい鎧を作っておられる。

年下の息子さんが、鎧を身につけて、烏帽子を被り、裏庭の桜の木の下で、写真を撮った。お兄さんが「溝口の映画みたい」と言った。私は「あ〜溝口健二ですね」と答えたが、溝口健二の映画、1本も観ていなかった。ガイドをしていると、日本のことをもっと知らなければ、と思うことがよくある。

「うさぎ塾」の鎧(ネットより)


このような鎧が数点、展示されていた。一つ作るのに、1年くらいかかる。売り物ではないが、お父様は値段交渉をして水色の鎧を買ってしまわれた。有名なミュージカル映画の脚本、作詞をされた方だった。

午後からは、大阪急性期医療センターに車で行った。強皮症という持病があって、2ヶ月に1回、通院している。


駐車場に「大阪DMAT」と書かれた白い自動車があった。
DMATは、Japan Disaster Medical Association Teamの略。災害派遣医療チームの自動車。優秀で人助けの強い意志を持った人たちが、乗り込むのだろう。


主治医の先生に、指のこわばりが強くなったと訴えたが、病気自体を治す薬はないので、様子を見るしかない、と言われた。

車を息子のマンションの駐車場に返した。狭い駐車場だ。右はBMW、前はポルシェ。ドキドキしながら車庫入れをした💦

マンションの前には銭湯があった。今では「文の里クラブ」という学童になっている。


孫はこの4月からここで放課後を過ごしている。男湯の扉を開けて、孫の様子を見たかったが、自主規制した😅

















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