戦後すぐのラジオ番組だったので、私は聞いたことがないが、敗戦後の日本人に夢を与えたいうことで、平川さんは伝説の講師だった。彼が、8月15日の玉音放送を英訳したとは初耳だった。
今日のカムカムエヴリバディは、8月15日。稔(るいの父)や平川講師が幻のように登場した。それぞれの8月15日。多岐川裕美は今日は一言も喋らなかったが、あの表情に見入ってしまう。るいは父の幻影を見て、アメリカに行ってお母さんを探すことを決意する。お母さんとの再会がこのドラマの終焉のクライマックスになりそうだ。誰が演じるのだろうか?
今日は1日中、雨☔️。最も激しく降った頃に、孫をピアノ教室に連れて行った。
最初の30分は孫が、後半の30分は私がレッスンを受けた。孫は簡単すぎて退屈している。私は上達しなくて嫌気がさしてきた。練習しないからですが。
夕食はハンバーグとマカロニサラダ。品数は少ないがおいしくできた。
話し変わって、
4年くらい前にロシア人グループを京都案内したことがあった。私はボランティアガイドの団体に入っていて、プロになってからも時々、ボランティアガイドをした。その団体でガイドをすると、写真入りの報告書を出すことになっている。これがその時の報告書。
サント・ペテルブルグから彼らはやってきた。日本語を学び始めた9名の生徒とアレイニック先生。若い女性の先生は上智大学に留学していたこともあり、日本語がかなり上手だった。あいにく、一日中、雨が降ったが彼らは気にしない。伏見稲荷では、激しく雨の降るなか、山頂まで上ろうとした。私は下で待っていた。さすがに途中で諦めて帰ってきてくれて、ホッとした。漢字の印鑑を作りたいという学生さんがいた。ホテルの近くにその日のうちに仕上げてくれるハンコ屋さんを見つけた。ない知恵絞ってロシア語の名前を漢字にした。ツアーの帰りに「高神」「暖灯」「白珠」と彫られた印鑑を受け取って、彼らは大喜びだった。
ふと、このツアーを思い出した。報告書の下に、アレイニックさんのメールアドレスが書かれていた。今朝「お元気ですか?」というメールを送ったら、すぐに返事が帰ってきた。
「メールをもらって、とってもうれしいです。ありがとう。今、ボーイフレンドとグルジアに住んでいます。こんなことが起こる前(before all these happened) 私たちは、日本に行くことを考えていました。でも今、日本はロシア人を歓迎しないでしょうし、仕事やビザの問題があります。お元気ですか。大阪は平穏ですか?」
シュワルツェネッガーさんの動画が話題になっている。
彼は9分16秒の動画の中でこう言っている。
「この戦争を始めたのはクレムリンにいる権力者たちなのです。ロシア国民の戦争ではありません、、、」
このロシア国営放送のハプニングも話題になった。
ウクライナ侵攻が始まった頃、ロシア国民の6割くらいがプーチンの戦争を支持していると聞いた。今はどうなのだろうか。国家のプロパガンダが綻んできているのではないだろうか。アレイニックさんは日本が好きで、留学までした。彼氏と日本に住みたいと思っているのに、戦争が彼らの夢を阻んだ。彼女の生徒たちは今も日本語を勉強しているのだろうか。