お茶事の招待状のお礼を巻紙に書かなければならない。巻紙を買うために外出。ついでに美術館巡り。私のお茶の先生は時々、遠足を企画してくれる。去年は大阪の藤田美術館、京都の宇治に行く遠足を計画してくれた。残念ながら、私はどちらにも参加できなかった。気になっていた藤田美術館に行ってから、巻紙を買おう。
地下鉄京橋駅から歩いて、美術館に向かった。途中、児童公園があった。ロッカーに描かれている絵が可愛らしい。
もう少し歩くとオシャレなレストランが。
もう少し歩くとオシャレなレストランが。
12時を過ぎていたので、上の写真の右の端に見えているこのレストランに入った。
ほぼ、満席だった。メニューを見て、右の『やわらか牛ランプ赤身肉のステーキ』120gを注文した。
すぐにスープなどが運ばれた。
そしてメインの赤身肉。硬かった。でもセットで1480円なので、文句は言うまい。
藤田美術館の手前で工事中。ここには『太閤園』があった。とても広い敷地に宴会場、レストランなどが並んでいた。日本庭園まであった。かつては明治の実業家、藤田傳三郎の藤田邸があったところ。コロナ前に仕事でフィリピン人の団体をバス5台でお連れしたことがある。広い宴会場でゲストたちが宴会をしている間、ガイドたちは小さな部屋でコンビニで買ったサンドイッチを食べた。コロナ中に経営が悪化して売却を決めた。創価学会が買ったそうだ。
道を挟んで隣にある藤田美術館は2022年にリニューアルオープンした。えらい近代的なビルになったなあ。入館には現金では入れない。クレジットカードなどを使うことになっている。私はPayPayで支払った。
道を挟んで隣にある藤田美術館は2022年にリニューアルオープンした。えらい近代的なビルになったなあ。入館には現金では入れない。クレジットカードなどを使うことになっている。私はPayPayで支払った。
藤田傳三郎父子のコレクション2000点のうち、時期によって何点かが展示されている。1時から始まる学芸さんによる説明に間に合った。『空也上人像』 六波羅蜜寺にある空也さんはもっと辛そうだが、こちらは可愛らしい。でも肋骨が見えているから痩せているのだろう。
香炉。かつては、伊達政宗に所有されていたそうだ。
京焼の祖、野々村仁清による鴨型香合。野々村仁清という名前は、ガイド試験の勉強をしている時に知った。
野々村仁清が作った宝船。学芸員さんによると、野々村仁清が最初に赤い色で彩色する技術を習得したそうだ。
源頼政を知っていますか。私は知らなかった。能の主題になっているそうだ。
能面を正面から撮影
下から撮影するとこうなる。だから能面は、表情が豊か。
国宝、玄奘三蔵絵。いわゆる三蔵法師。
鎌倉時代の作品
これも国宝。曜変天目茶碗。これは展示されていなかった。お茶の社中さんが去年8月に美術館に行った時に撮影した写真
お庭を散歩。高野山から移築した多宝堂。お庭では二人の小学生が遊んでいた。無料で開放されている。
ついでにもう一つ、美術館に行ってみよう。歩いていけるところを見つけた。大阪城の方に向かった。天守閣と近代ビル
山王美術館
開館15周年記念、藤田嗣治、佐伯祐三、荻須高徳展が開かれていた。5階に佐伯祐三、4階に荻須高徳、3階に藤田嗣治の絵画がそれぞれの階に30点くらい展示されていた。三人とも自画像が展示されていた。全ての絵画は撮影禁止。藤田嗣治さんは晩年、フランスに帰化してレオナール・フジタと名乗っていたそうだ。絵画のこともよくわからないが、藤田さんの絵が素晴らしくて、素晴らしくて、、、何点もある女の子の顔と猫ちゃんが印象に残った。この展覧会は1月31日まで。
JR京橋駅まで歩いた。環状線のホームの足型。ラッシュアワーの時には、4列に並ばされるのか。
福島駅で降りて、書道商品のお店『書遊』に行った。商品がたくさんあり過ぎてわからないので、店員さんに教えていただき、
巻紙を買った。ついでに墨液、筆2本も買った。私は硬い筆が書きやすい。特に草書を書くときは硬い筆でないと、かすれを出せない。数年前、台湾で買った筆を今も使っている。あんまり古いので買い替えた。イタチの毛が入っている硬めの筆を勧められた。お礼状を書くために小筆も買った。
帰宅して、2月の課題を練習。これは臨書。やはり台湾の筆の方が書きやすい。
2月の漢字の課題。草書のみ。台湾の筆から離れられない。
小筆でお礼状を書いた。下手すぎて恥ずかしい。細字を習おうと思った。1番右の筆が台湾で買ったもの。真ん中の筆が今日、買った筆。
夕食