日々是好日

3月25日(金)建築家、坂茂さん in Poland

今朝の通勤電車の中で久しぶりに携帯アプリ”TED”を見た。


TEDとはTechnology Entertainment Designの略称で、世界的講演会を無料で動画配信してくれている。数年前はよく見ていた。字幕もついているので、英語の勉強になる。
今日は以前にも何回か見たことがある建築家、坂茂さんの英語講演を再び見たくなった。2003年の講演である。
坂さんは、紙製の管を柱や梁にして、環境に優しい低コスト建造物をあっという間に建てる。ユーモアたっぷりの早口の英語に魅了された。


1994年に内戦後のルワンダで仮設住宅を建てた。


その後、ハイチ、台湾などで災害が起こった時も、学生たちと現地に行き避難所を作った。
もちろん、日本でも。1995年神戸市長田では、ベトナム人難民が避難していたカトリック教会が地震後の火事で燃えてしまった。


公園のブルーシートで寝起きしていた彼らのために教会を再建しよう! 仮設住宅を建設しよう!
基礎には寄付してもらったキリンビールのビールケースを使った↓(右上の写真)アサヒビールではダメらしい。なぜならアサヒのケースは赤色だから。色のコーディネーションも大切だと語っておられた。


紙の教会が完成


2011年、東北地方を襲った大地震の後の避難所。プライバシーはない。


紙管とカーテンで仕切ると。


東北の地震が起こる少し前に、ニュージーランドでも大きな地震が発生し、クライストチャーチの大聖堂が半壊した。坂さんが紙で再建した。屋根はもちろん、十字架も祭壇もmade of paper
これは、2018年12月に”紙の教会”を訪れた時に写した写真。



ウクライナ侵攻が始まって、坂さんはすぐにウクライナの避難民を支援するためにウクライナと国境を接するポーランドの町、ヘウムに行った。紙管やカーテンで仕切った快適な避難所を作るために。


坂さんは、ヘウムの人々が避難民を積極的に受け入れる様子にも心を動かされたそうだ。そしてこう語った。「駅では自宅で避難民を受け入れようと看板を持って立つ人がたくさんいた。日本も隣国から難民が大量に来た時、果たしてポーランドのように迅速に温かく受け入れられるだろうか。、、、、」

車中のTEDリスニングは終わり、駅から保健福祉センターまで歩いた。🌸🌸🌸 来週来る時が楽しみだ。


仕事は電話回線3番を担当。一回も電話を受けなかった。注射器のセットを作ったり、予診票のチェックをした。

お昼はいつものパン屋さんで。
焼きたてのガーリックフランスパンとごぼうサラダパン


今夜のおっとご飯










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