私の地元、福岡の郷土料理に『ごまさば』という料理があります。
新鮮なサバのお刺身にお醤油やわさび、ごま、のりなどで和えたものです。
そのままで食べてお酒のお供になったり、ご飯の上に乗せて
お茶漬けにしてもおいしい料理です。
実家にいたときは、たまに母が作ってくれていて、
プリプリとした新鮮なサバの食感が大好きでした。
私はそれからずっと、『ごまさば』というのは
その料理のことだけだと思っていたのですが、
先日近くのスーパーへ行って、鮮魚コーナーに
魚が二枚におろされたものに、『ごまさば』と書いてありました。
安かったので買って帰ったのですが、
家で調べてみると、どうも今まで食べていたのは『胡麻サバ』で
サバの種類にも『ゴマサバ』というのがあるらしいのです。
『ゴマサバ』でも『胡麻サバ』は作れるだろうと(何だかややこしいですが
)
思っていたのですが、『胡麻サバ』は新鮮なサバでないと
危険らしく案の定買った魚のパックを見ると
“焼き物、煮物に”とはっきり書いてありました。
ショック。。。
魚といえば、最近妊娠したこともあって
メインを肉から魚へと少しずつ移行させています。
実家で母が“卯の花寿司”というのを作ってくれていました。
イワシやアジの開きを酢と昆布でしめて、
おからをからいりしたところに梅酢を混ぜ、
硬めに炊いたご飯には、すし酢ではなく梅酢を混ぜます。
寿司飯を小さく握って上に魚を乗せ、その上におからをさらさらと乗せます。
これが食べ始めると止まらないほどおいしくて、
スーパーで小さなアジが安かったので挑戦してみました。
嫁入りする前に魚の下ろし方を母に教わったのですが、
一ヶ月もしない内に忘れてしまったので、
鮮魚コーナーの方に三枚におろしてもらいました。
さて、母に手順を教えてもらい、不恰好ながらも完成しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/d3/69891af9f30f7e81119460a506e6cf95.jpg)
味見してみるとおいしかったので、主人に食べてもらうことにしました。
主人は魚の骨が当たることを異様に気にするので、
『骨、ないよね?』と念を押されましたが、
『大丈夫だよ、魚屋さんに下ろしてもらったもん。』と
自信を持って答えました。
おっ!うまい!という反応を期待していると
“ガリッ”という音と共に主人は苦悶の表情に!
エーーーっと思い、アジの身を触ってみると、
しっぽの辺りに硬いゴリゴリしたものが。
どうも“ぜいご”というトゲ状の硬いウロコらしいです。
ごめーんと謝りましたが、二度と口をつけてくれず…。
魚料理は中々うまくいかないと思っているところへ
熊本(主人の実家)の母が煮豆などの手作りおかずと
塩サバを送ってくれました。
おかずのおいしさはもちろん、塩サバは食べやすいように
自宅で切り身にして送ってくれていました。
そのやさしさに胸がジーンと熱くなりました。
食べる人の食べやすさや気持ちを考えて作ることが
一番の料理上手なんじゃないかと
ふっと考えさせられる贈り物でした。
新鮮なサバのお刺身にお醤油やわさび、ごま、のりなどで和えたものです。
そのままで食べてお酒のお供になったり、ご飯の上に乗せて
お茶漬けにしてもおいしい料理です。
実家にいたときは、たまに母が作ってくれていて、
プリプリとした新鮮なサバの食感が大好きでした。
私はそれからずっと、『ごまさば』というのは
その料理のことだけだと思っていたのですが、
先日近くのスーパーへ行って、鮮魚コーナーに
魚が二枚におろされたものに、『ごまさば』と書いてありました。
安かったので買って帰ったのですが、
家で調べてみると、どうも今まで食べていたのは『胡麻サバ』で
サバの種類にも『ゴマサバ』というのがあるらしいのです。
『ゴマサバ』でも『胡麻サバ』は作れるだろうと(何だかややこしいですが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/namida.gif)
思っていたのですが、『胡麻サバ』は新鮮なサバでないと
危険らしく案の定買った魚のパックを見ると
“焼き物、煮物に”とはっきり書いてありました。
ショック。。。
魚といえば、最近妊娠したこともあって
メインを肉から魚へと少しずつ移行させています。
実家で母が“卯の花寿司”というのを作ってくれていました。
イワシやアジの開きを酢と昆布でしめて、
おからをからいりしたところに梅酢を混ぜ、
硬めに炊いたご飯には、すし酢ではなく梅酢を混ぜます。
寿司飯を小さく握って上に魚を乗せ、その上におからをさらさらと乗せます。
これが食べ始めると止まらないほどおいしくて、
スーパーで小さなアジが安かったので挑戦してみました。
嫁入りする前に魚の下ろし方を母に教わったのですが、
一ヶ月もしない内に忘れてしまったので、
鮮魚コーナーの方に三枚におろしてもらいました。
さて、母に手順を教えてもらい、不恰好ながらも完成しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/d3/69891af9f30f7e81119460a506e6cf95.jpg)
味見してみるとおいしかったので、主人に食べてもらうことにしました。
主人は魚の骨が当たることを異様に気にするので、
『骨、ないよね?』と念を押されましたが、
『大丈夫だよ、魚屋さんに下ろしてもらったもん。』と
自信を持って答えました。
おっ!うまい!という反応を期待していると
“ガリッ”という音と共に主人は苦悶の表情に!
エーーーっと思い、アジの身を触ってみると、
しっぽの辺りに硬いゴリゴリしたものが。
どうも“ぜいご”というトゲ状の硬いウロコらしいです。
ごめーんと謝りましたが、二度と口をつけてくれず…。
魚料理は中々うまくいかないと思っているところへ
熊本(主人の実家)の母が煮豆などの手作りおかずと
塩サバを送ってくれました。
おかずのおいしさはもちろん、塩サバは食べやすいように
自宅で切り身にして送ってくれていました。
そのやさしさに胸がジーンと熱くなりました。
食べる人の食べやすさや気持ちを考えて作ることが
一番の料理上手なんじゃないかと
ふっと考えさせられる贈り物でした。