外では何でも頂くのですが
家ではかなり我が儘が出ます
母親の和食文化で育った反動か
洋食中華エスニック等を好み
よく言われる「お袋の味」の
肉じゃが ひじき 卯の花等より
カタカナ名前の料理を喜びます
いつもそんなハイカラな物を
作れないので名前で粉飾します
オイルサーディンを缶ごと熱し
「アヒージョ」の原点と言い
トマトとチーズを交互に並べ
「カプレーゼ」だと名乗り
白身魚と野菜とオリーブ油で
「アクアパッツア」とします
オイスターソースと胡麻油で
「青椒肉絲」も一丁上がり
この手で数々の欧風中華風料理を
生み出して来ました ただし
必ず 正規品でない事を伝えます
アンチョビがお店に無かったの
サフランは高いから買えないの
ゴルゴンゾーラは癖が強いから
色々釈明をしておき 万が一
他所で食べて味が違う時の
予防線を張っておきます
皆様のブログのお料理を読む
につけ恥ずかしくなりながらも
我が家の洋風中華風料理は
独自の道を邁進して行くのです
「素材の持ち味を大切に
何を食べているか
分かる料理を」
アラン・シャペル
(料理界のダ・ヴィンチ)