蜃気楼とオーロラは私の見てみたい現象の代表です。以前、富山県出身の方と知り合い、魚津市の蜃気楼を見た事がありますかと尋ねたところ、「見た事ないし見たいと思った事もないよ」との返答。案外、そんなものかもしれません。
「逃げ水」や「陽炎」「蜃気楼」「オーロラ」等に興味が有るのに何か理由が有るのか考えてみました。それは子供の時に読んだアンデルセンの童話「雪の女王」が原因だと思われます。その絵本の中でオーロラがそれはそれは美しく描かれていて、子供心になんて綺麗なんだと魅了されたのです。そしてそれが現実でも見る事が出来ると知り、それからはいつかオーロラを見てみたいと思い続けて、未だに果たせていません。
蜃気楼なら日本でも可能かと思う気持ちが、ただの船を蜃気楼だと思わせたのでしょう。
カマキリや猫を近くで撮っても間抜けな仕上がりなのに、遠くの船のマーク迄鮮明に写す我がスマホにガックリです。蜃気楼だと思わせて欲しかった…。
生きているうちにオーロラを見る事が出来るか否か、まさに私の「見果てぬ夢」かもしれません。