新年あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします。
渓流の釣りが禁漁になり、以前ならタックルのクリーニングやネットなどのクラフトなど
シーズンオフはそれなりの過ごし方をしたのですが、
ここ数年前から冬期限定のフィールドがあちこちにできてきたこともあり、
シーズンオフがすっかりなくなってしまったのは自分だけではないと思います。
というわけで、今年も冬期エリアが開幕し始めました。
といっても私の行動範囲内では、掛川の原野谷川と浜松の天竜川あたりがメインとなりますが。
一昨年までは、富士宮の潤井川や芝川特区なども楽しめるところでしたが、
潤井川は閉鎖となり、芝川は好きなのですが、エリアが構造的になじまないのでご無沙汰しています。
そんなわけで、家から近い原野谷川は短時間の釣りと美味しい食堂+温泉という贅沢な釣りが
楽しめることもあり、頻度は増すばかり。漁協の準組合員にまでなってしまい、放流のお手伝いなどもしています。
さてそれでもしっかり釣りはしていますよ。
水量が少ないとかなり厳しいフィールドですが、今シーズンは良型も多く放流されているので、
運と腕さえあれば結構楽しい釣りができます。
良型は40~45cm、しかもヒレピンが多い。
シビアな条件を楽しむのが面白いエリアです。
そしてもう一つのフィールドが天竜川の冬期C&Rエリアです。
ここはさらなる大型ニジマスの引きを楽しめるので、原野谷川とは違った楽しさがあります。
ただし今シーズンは開幕直後にダムの大放水があり、釣りにならないスタートになり、
なかなかいつものように楽しめる状況にならなかったのですが、
ここにきてようやく状態が上向いてきたようです。
まだポイントや時間帯、フライの種類などで釣果にかなり差は出ますが、
50cmくらいがアベレージのニジマスの引きはたまりません。
同じ場所での写真ですが、別の魚ですよ(^^)
毎週放流があるので、魚影は徐々に濃くなります。
ただし、これからは風と寒さとの戦いになります。
根性が必要なフィールドですが、たぶんめげずに通うことになると思います。
来れそうな方にはお勧めしますよ。
というわけで、どちらのフィールドもそれなりの楽しみ方があります。
今年も年またぎで楽しみたいと思います。
条件が合わず、一度も出かけられなかった8月
月が明けると、ついに最終月の9月となってしまった。
といいつつ、今は10月も終わろうとしているのだから、ちょっと寂しいシーズンの終わりかただ。
それでも9月、最後の南ア山岳の釣りは、友人のフィッシャーウーマン”むんちゃん”と
お気に入りの渓へと向かう。自分には久しぶりの上流部。
いつもたくさんの釣果をあげているよねさんにむんちゃんと二人でお世話になる。
むんちゃんとは同じ溪で今シーズン2度目だが、前回はゲリラ豪雨もあり思うような結果が出せなかったようで、
彼女はリベンジの釣りだ。
今回は先行者の影響もあり3人とも厳しい釣りにはなったが、
彼女は前回より反応の多さも含めてよかったといっていたので、良しとしましょう。
粘り強く攻めて、しっかりヒットさせました!
よねさんはガイド役も兼ねながら、得意のニンフで釣り上がる。
自分もボチボチだが、イワナを手にすることができた。
キャッチシーンをよねさんが撮ってくれた。
自分の写真はなかなかないので、よねさんありがとう。
釣れるイワナはまずまずのサイズだ。
爆釣とはいかなかったものの、天候も前回より良く、十分楽しむことができた。
むんちゃんといえば、前回は翌日に浜名湖へクロダイのFF。
今回はそのまま信州へ2日かけてリバーブラウン挑戦。
しっかり結果も出していたからすごい!
さてこちらはといえば、10月に釣りの可能な川へのアディショナルタイムFFを少しだけ。
11月からは冬期ニジマス釣り場へと向かうことになる。
以前は天竜川と富士宮の潤井川がほとんどであったが、潤井川が出来なくなったこともあり、
最近は掛川の原野谷川と天竜川が主なフィールドとなっている。
特に原野谷川は近いこともあり、漁協の準会員となり、放流のお手伝いなどもしている。
今シーズンは良型も多く入っているので楽しみだ。
スレて来ると、なかなかドライが厳しくなるが、
ニンフフィッシングの良いトレーニングにもなる。
渓流でのニジマスの釣りは天竜川とはまた違った楽しさもある。
釣り終わってからの温泉もあり2倍楽しめますよ。
あと、温泉の食堂が思いがけず美味しいのもいい。
みなさんも是非どうぞ!
相変わらずブログの更新が滞ってしまったが、釣りの方は結構出かけている。
はじめての渓で、良型アマゴに出会えたり、黄金イワナや泣き尺イワナに出会えたりと、
そこそこ楽しめてはいる。
しかし、6月になると、梅雨入りが遅れているとはいえ、さすがに雨の日が多くなった。
しかも豪雨が連続してやってくる。さすがに待機する日が多くなる。
それでもそんな雨の合間に晴れの日があると、川の増水や濁りが予想されても、
様子見に出掛けたくなるのが。釣りバカの性とでもいうところ。
恒例の南アのバスが動き出したというので、今週唯一の晴れ間予想ということもあり、
増水、濁流覚悟で出かけてみた。
地元は夏日予想が出ていたので、現地もそれなりに暑いだろうとその点も覚悟していたが、
現地に着いてみるとなんと18℃と非常に涼しい。
さて、バスの時間より大分早く着いてしまったが、駐車場には4台の車しかいない。
さすがに山の人も釣り人も、前日までの大雨の影響があるようだ。
特に釣り人は本流の水をみたら、Uターンしてしまうだろう。
実際、あきらめて帰るという釣り人たちがいた。
しかしバスの時間が近づくと、バラバラッと3人ほど集合してきた。
一人は登山者、二人組は釣り人だったが、今日は野営が主ということで、
同じ場所での下車だったが、実質貸し切りの釣りとなった。
途中の流れを見るととても釣りにはならないような濁流ではあったが、
途中の支流から上に一縷の望みを掛けてみる。
到着すると、やはり濁りはこのブルたちが原因のようで、水量は非常に多いが、
上は笹濁りで、もしかしたらの期待が膨らむ。
しかし、波が岸際に打ち付けるようなところが多く、イワナが出てくれるか不安だったが、
以前、台風の翌日に同じような条件があったが、イワナたちの退避ポイントを探してフライを
投入してみると、思いがけずすぐにヒットした。
小振りではあったが、非常にうれしい1尾だった。
しかもニンフ有利な状況ではあったが、ピンポイントでフライを入れなければならないので、
この日はやむなくドライにしたが、結果的にはこれが正解で、少ないポイントから
多くのイワナが出てくれた。
まだ出方はシビアなので、なかなか乗らなかったり、バラシも多かったが、
活性は良く、渡渉が不可能ということもあり、短い区間ではあったが、
二桁を楽に超える釣果となった。
サイズも徐々にアップし、大満足の釣りとなった。
バスの車掌に、大分増水しているから十分注意するようにいわれたが、
無理ないアプローチで、十分たのしめたのと、晴れ間が時折覗く程度で風もあったので、
暑さはそれほど感じず、気持ち良い1日となった。
今年も多くの釣り人がやってくると思いますが、魚は多いので、
タイミングが合えば、楽しい釣りができると思います。
でもイワナたちもどんどんスレてくるんだろうなあ。
水が落ち着いたら、尺物狙いにまたこようかな。