Natural Angler

取り巻く自然にも目を向け、ゆったりとフライフィッシングを愉しんでいます。

木曽の渓は今だ早春だった。

2019-04-24 22:50:17 | FlyFishing

ネットで見てその美しさに、盛期を待てずに訪れてしまった。

釣友よねさんをお誘いし、早朝5時に家を出る。

そして新東名経由で木曽路へと向かう。

木曽路はまだ早春。木曽駒はじめ木曽山脈は今だ雪化粧。

それでも、桜、そして色鮮やかな花桃は満開だ。

目的の渓は水量もあり、想像通りの透き通った流れで迎えてくれた。

しかし、林道の脇にはフキノトウがたくさん顔を出していた。

こちらはまだ早春の趣だ。

厳しそうな予感の中、二人で渓に降り立つ。

エメラルドグリーンの流れは、美しくかつ魅力的なポイントをいくつも創り出していた。

しかし残念ながらやはり時期尚早か、魚達からの反応は少ない。

フライを見に来てもUターンされる。

それでもなんとか2尾のタナビラに出会うことができた。

ながれはとにかく美しい。

ただ反応が......


昼をはさんで、支流へと移動してみた。

こちらは澄んだ流れではあるが、川底が赤い。

釣れてくるのはこんなタナビラ。色も先ほどのものと違い、赤みを帯びている。

しかし反応はこちらも厳しい。

よねさんがイワナを釣りたいということもあり、

来る途中で見かけた白い岩の川へ移動してみる。

林道を少し歩いて入った白い岩の渓は、底石も白く

地元では見られない渓相だったが、思いがけずすぐに反応があり、

渓と同じ、こんな白いイワナが顔を出してくれた。

そしてよねさんにも。

このあと二人とも複数のイワナをキャッチできたが、

すぐにパッタリと反応がなくなったので、ここで木曽路の釣りの旅を終了とした。


時期が早すぎたようで、お誘いしたよねさんには長距離の運転も含め、

申し訳ない気持ちでしたが、

目的の一つの美しい流れは見ることができたし、

タナビラ、そしてイワナの顔だけは見ることができたのは救いだった。

よねさん、ありがとうございました。

渓は魅力的だったので、盛期には是非再挑戦してみたいと思います。

また都合合えば是非お付き合いください。



コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アマゴの渓からイワナの渓へ | トップ | ひたち海浜公園、ネモフィラ... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れさま~! (goo~)
2019-04-26 09:05:44
例の動画の水系ですね、ホントに水の色が違って印象深いです。
南アの麓近くを釣ってても、さすがに太平洋側は暖かいって事かな?
あちらの陽気や季節の具合は行ってみないと分からないんですね。
雪山をバックにした桜や蕗の薹、時を巻き戻した2度め春が素敵です。
心洗われるプチ遠征だったようでチト羨まし・・。次回はご一緒したし。

今日から10連休、身体の疲れ抜いてから出釣予定です。
都合が合ったら何処かへ是非!
返信する
Unknown (natural-a)
2019-04-26 12:28:42
期待通りの水の色でしたが、沢山のフキノトウに驚きました!
水温は8度と意外にありましたが、反応や出方は悪かったです。
渓相は素晴らしく、盛期にやりたくなりました。白いイワナの渓も面白そうでしたよ。次回は是非ご一緒しましょう。
連休は厳しいかもしれませんが、後半に出掛けるつもりです。体調と都合合えば、ご一緒しましょう。
返信する
また是非! (よねさん@鱒美)
2019-04-26 21:34:37
木曽路釣行、お疲れ様でした。
往復500kmのドライブはさほど苦にならず、移り行く風景を満喫することができて、とても楽しかったです。
特に木曽路に入ってからは、ちょうど見頃となった桜と花桃が迎えてくれ、今年2度目の春を堪能できるという幸運を味わえました。
釣果の方はいまひとつでしたが、渓魚が居ることはわかりましたし、地元大井川水系とはがらっと異なるロケーションに心を奪われ、また是非訪ねてみたいなぁと思っております。
きっとGWを過ぎた頃に、渓も本格シーズンを迎えるんじゃないと思います。また出掛ける機会がありましたら、ご一緒させていただければ幸いです。
返信する
Unknown (natural-a)
2019-04-26 21:56:26
お疲れ様でした。花桃は特に綺麗でしたね。渓は魅力的で、新緑の時はさらに素晴らしいと思います。gooさんと3人で行きましょう。最後の渓も堰堤の上が気になります(^^)
チャリで上流も行ってみたい気もします。
返信する

コメントを投稿

FlyFishing」カテゴリの最新記事