今更ですが「ねこ鍋」

ねこ鍋

この映像見て、かわいいと思わない人もいないんじゃないかな、と思うほどかわいい。

岩手県の農家の家が発信源らしい。

いつも間にかＤＶＤ発売までなっている・・・。


私もその昔、一軒家に一人暮らししていたときに猫を飼っていた。妹が拾ってきた猫だったが、妹があっという間に嫁に行き私が面倒を見る事に。

犬のようにでかく成長し、半分野生化していた。

それでも必ず１日に１回家に帰ってきていた。私が布団に入ると必ずおなかの上で寝た。この猫。

犬のようにでかい猫がおなかの上・・。苦しいんだよね。ホント。何度も寝返りうって猫をずらしていたように思う。でも最終的におなかの上で寝ていた。

あるときはコールタールのような油まみれで帰ってきて、嫌がる猫を無理やり風呂場で石鹸で洗った。嫌われるかな、と思ったけど猫もわかったのかその後もなついていた。

１日に１回帰ってくるのは夕方。私の帰りを玄関先で丸くなって待っているんだなあ。にゃーんといって迎えてくれた姿が懐かしい。飲みに行って遅くなってもやっぱりそこで待っていた。雨の日も雪の日も。
そういうところがかわいくて、未だに記憶に強く残っている。

朝は４時ごろお出かけする。毎朝、顔を叩かれて起こされ、玄関を開ける。二日酔いの日がつらい。でも、ひっかいたりしたことは一度もなかったように思う。


赤ん坊が家に来たときも優しい猫だった。いたずらする赤ん坊にはされるがまま。そして自分からは決して近づかなかった。


その赤ん坊は甥っ子なんだが、甥っ子を撮った映像の中にその猫と一緒の姿がある。

懐かしいね。名前は「タロウ」。


ところが、ある日からタロウは玄関で私を迎えてくれなくなった。

いつの間にかタロウは私のおなかの上で寝てくれなくなった。





時々思い出して「タロウ、元気かな」とつぶやく。

すぐ横で彼女が





「元気に化け猫やってるよ」となぐさめてくれる・・・。