運動会

　小学校の運動会を見に行った。
　昨日までとうって変わっての晴天。前回の反省を元に、がっちり日焼け止めを塗って出かけた。

　近いとはいえない距離なので、自転車で・・・と思ったら、自転車のタイヤの空気が入っていない。空気入れもない（なくした)。

　よって、徒歩。歩いていった。

　ターゲットは２校。
　少年団の教え子が目当てなので午前と午後とに分けようと、まず低学年が多い学校のほうへ。

　さて、教え子は・・・
　全然わからん。
　まったく見えない。いや、見分けがつかない。


　前回は客席のまん前で近い距離だったということか。めがねを換える必要があるかも。

　アナウンスで名前を呼ぶことに期待したが、まったくなし。
　子どもからも、私と見分けられないだろう、とあきらめて次の学校へ。

　もう一校のほうはグラウンドが比較的広く、近くへ寄っていけるスペースがある。ぽつんと立っていたら、やっぱり子どものほうから見つけてくれた。

　一度見つけてしまえば、服装からでも見分けがつく。

　ちょっと高いところからずーっと見ていた。


　おとなしくておとなしくて心配な子が鼓笛隊のチアリーディングやっていたとか、もう少し痩せてほしいなと思っている子が実はリレー選手だったとか、教え子たちの意外なほどの活躍ぶりに驚き。

　十分楽しんで帰ろうとしたら、うちの少年団の指導をしている女性陣がみんな来ていることを発見。
　若いのに、暇なのかね。それとも子ども達に熱心なのかね。ありがたいけど。


　少年団の中でもリーダーシップを発揮している女の子は、騎馬戦で圧勝。
　やっぱりかーという感じだった。サッカーで言うとブラジル、相撲で言うと朝青龍。
　腕相撲やったら、指導者の女性に勝つんでなかろうか。もう、風格あるからねー、あの子。


　いろんな人に会い、あいさつを交わしつつ、やっぱり子どもの声が響いているのはいいものと思いながら帰ってきた。

　我が家の隣からも赤ん坊の泣き声が聞こえてくる。
　子どもと見ればかわいく思える、最近。

　じじいの境地か、これは？