根橋俊夫

農業、町おこし、自然保護活動などで、見たこと、感じたこと、考えていることなどについて発信します。

地球温暖化と低温注意報

2014-01-14 23:15:09 | 日記
年末までの仕事がタイトであったため、長期にごぶさたをしてしまいました。
新年を迎えて、少し余裕ができました。農業の未来について考えていきたいと思います。
今年の元旦は、いつもと少し違いました。天気は晴れで、すがすがしい朝を迎え、地域で恒例となっている、元旦マラソンに朝の8時に参加しましたが、ゴールの水上諏訪神社の境内に着いて、あたりをみると、雪が解け始めているのです。このようなことは記憶にありません。とても暖かくて過ごしやすい元旦で、温暖化を実感しました。
一方、この2日間は、最低気温がマイナス10度前後となり、今朝はこの冬一番の寒波襲来とのことで、マイナス11度でした。低温注意報が連続して出ています。世界的には、アメリカでは大寒波、ヨーロッパは暖冬で、これらの原因は、温暖化による北極振動で偏西風が蛇行しているためとのことですが、この傾向は数年来同様であり、今年も春の低温が心配です。戸隠神社のご託宣では、今年のコメは8分の出来とのことであり、夏の高温も心配です。異常気象も何年も続くと異常でなくなり、「正常」になってしまいます。
地球温暖化の流れは、専門家曰く「絶望的に進行している」とのことですが、多国籍企業群は、地球はどうなっても知ったことではないと考えているのでしょうか。
異常が「正常」となってしまう怖さは計り知れません。CO2削減のためにできことを実践する年にしたいと思います。