ノボさんを読了。
とても分厚い本だったが、なんとか読みきった。
ノボさんの中学生時代から最期まで、彼の生涯を夏目漱石や愛弟子たちと見つめていく話だった。
後半はなかなか向き合えなくて読み進むのがこわくなった。
夏目漱石とは特に友情を越えた親愛があったんだと思う。最後の最後まで彼はノボさんを思い続けていたんだと思う。
ロンドンの頃は、仕方なしに彼とノボさんとの行き違いもあれど、色々感慨深い。
坂の上の雲を観直したくなったし、ノボさんの作品をもっとみたくなった。
最後まで読むことをおすすめしたい。
もし正岡子規が気になった方、夏目先生が好きな方でも読んでみてはいかがでしょうか。