アイスバーンには弱い空冷VOLKSWAGENですが、圧雪では結構よく走ります。そこで調子こいてたんでしょうねぇ・・・。
信号が黄色になり、ブレーキ踏むも、止まりきれず車体は斜めになりまして、その状態でどうするか悩みました。このままブレーキを踏むのをやめるかポンピングブレーキで体制を整えて交差点をそのまま通り過ぎるか、ブレーキを踏み続けてとにかく車を停めるか・・・。
その一瞬の判断で、私は停止する事を選びました。コレは結果として間違いでした。丁度横断歩道の当たりが完全なアイスバーン。予測通りの挙動にならず車は斜めになったまま止まらない・・・。目の前には歩道横の雪山が迫ってくる・・・。
このまま交差点に飛びさせば事故になる可能性もある。何とか雪山に突っ込んででも、止めねばならんか・・・。そう思い雪山にフロントノーズをうずめる。見事車は停止。後ろからあおり気味の車はうまく交わして、赤信号をそのまま突っ切っていきました。結局そのまま交差点をつっきたほうが安全だったといえます。
さて、バックして雪山から脱出させようとするが、路面がテカテカで、全くスタッドレスがグリップしない・・・。
『こんな事もあろうかの法則?』で、今や販売されていない金属製・折りたたみ式スノーヘルパーを取り出し、リアタイヤにセット。何とか単独で脱出出来ました。
悲しいのは、今の日本って本当に寂しい国になったなぁという事を実感した事です。
実は停車した場所の角にはコンビニと学習塾が入った建物があり、その敷地の前を雪かきしている兄ちゃんがいたのですが、車を押しに、手伝おうというそぶりも全く見せず、知らんぷり・・・。
私は子供の頃から、スタックして出られなくなったり、坂道で上れなくなっていた車を見かけたら、率先して手伝いに行ったものです。今はそんな人間も、この国にはいなくなってしまったのでしょうか。嫌な時代です・・・。
ちょっと調子に乗りすぎた反省と、路面状況が粗目雪だったり、アイスバーンがかなり増えてきたため、車屋に着いたらまずチェーン装着。帰りに備える事にしました。
私の使っている金属チェーンは、昔JAFで販売していた、テンポマティック・チェーンという商品で、ジャッキアップしなくても慣れればものの3分で片側装着可能という亀甲形チェーンでして、こいつに命を助けられた経験もあり、絶大な信頼を寄せております。
今はJAFでは取り扱っていないのが残念ですが、国産メーカーで亀甲チェーンは販売されていますので、大雪やアイスバーン時に不安を感じたら購入してみるのも良いでしょう。
ただし、もしかしたら標準的な165/80/R15のサイズに合うものはちょっと無いかもしれませんが、私のように185/65/R15当たりをはいている場合は、確か適応商品が出ていたと思います。
装着したおかげで不安無く、帰宅出来ましたし、夜ちょっと撮影にも出かけられました。
別に社用車のヴィッツに慣れてしまったというわけではないですよ。運転に対する過信はするな、というご先祖様からの警告だったのだろうなぁ。
皆様も冬道の運転は気をつけましょうね。いつも以上に車間距離は十分にとって、必要以上に車線変更したりしないようにしましょう!!
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neko
シロ
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