秋の夜長、財布👛が語りだす 物語に
耳をかたむけてみました。
長い長い殺人
宮部みゆき 光文社文庫
ある殺人事件に関係している人が
持っている財布達が語り手です。
色々な財布が出てきます
そして 財布が持ち主の事や
知っている事を語ります
ある財布は 刑事が 持っている財布
ある財布は 被害者の甥っ子の財布
ただ財布は 財布なので
誰にも伝えられません
持ち主に危険⚠️が迫っていても
財布達の話を読んで
犯人はあの人かと思ったら、
また新しい証言をする財布が出てきたり
学生のときにはミステリーとして
楽しみましたが
今回は財布の持ち主の人生も味わいつつ
読み返すことができました。
殺人事件に巻き込まれて
過去を振り返ったり、
人生がかわっちゃったり、
悲喜こもごもでした。
私は部下の財布の物語が印象に残ってました。
殺人事件とは関係ないのですが
部下の彼女はこういう考えで、
こんな行動をとっていたのかと驚き😮ました
本の面白さは読むタイミングで
とらえかたが変わってくることです。
自分とは違う価値観の登場人物たちを
読むことで、知ることができる
家でのんびりするのが好きなので
本は気軽に違う世界や時代にお出かけできる
素敵✨📖✨なアイテムです。