タイトル:浅草和裁工房 花色衣
著:江本マシメサ
若い女性向けのファッション誌の担当から、着物向けの雑誌の担当へ異動となった陽菜子は、ショックを受けつつ、事情があってあまり好きになれない着物の取材を始めるようになります。
取材先の和裁士でちょっと癖のあるイケメンの男性(桐彦)に翻弄されつつも、着物や小物に込められた意味や季節や場所によって着物をアレンジしたりする奥深さに徐々に着物に対して興味を惹かれていくようになります。
いくつかのお話に分かれていますが、陽菜子の周りでおこったちょっとした着物が関係する事件を着物にまつわる知識で解決していくお話です。
着物のことを全然知りませんでしたが、着物について興味を持つきっかけになる物語だと思いました。着物の挿絵があるともっとわかりやすかったですが、着物を見る目が変わりました。
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