タイトル:社内保育士はじめました
著:貴水 玲
人事異動で突然社内保育ルームで働くことになった梓咲は、綺麗だけど笑顔を素直に出せず、お面のような表情で、園児たちからさっそく怖がられる存在に。
園長先生や保育士仲間にフォローしてもらいつつも、うまく園児たちや親に接するができず、挫折し悔しい思いを抱えます。一人のシングルファーザーの彼方とちょっとした話をすることがきっかけで、徐々に他の園児や親たちにも少しづつ距離を縮めていけるようになります。最後に嫌がらせの人事異動をした部長に対して、豪快にやり返す梓咲を見てスカッとするとともに、保育園の運営の難しさと新しい仕事に戸惑い挫折しながら一歩ずつ進んでいく梓咲がとてもイキイキ描かれていてよかったです。
シリーズ化されているので次の本も読むのが楽しみです。
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