今読んでいる本は、村山早紀さんのアカネヒメ物語です。
舞台はいつものように風早の街です。神様の中では新米で、好奇心旺盛だけど、さみしがりやのアカネヒメのもとに、引っ越してきたはるひという少女がやってきます。はるひは、昔から不思議なものを見ることができる少女なので、アカネヒメに話しかけ、お友達になり、依り代として色々な出来事をアカネヒメに相談したり、一緒に出掛けたりします。そんなに大きな力はないアカネヒメですが、落ち込んだ人を見たりすると、神様としてささえたくなったりするところや子供っぽい好奇心旺盛なところが、面白いなって思いました。子供向けの本ですが、大人が読んでも、楽しめる内容になっています。少し心に水をあげて、和み、不思議さを感じたいと思ったりしたときに読んでみるといいと思います。