今日の本は、先日のほんの続きです。
午前0時から始まるちょっと訳ありなラジオ番組を舞台とした物語の第2弾です。
相変わらず番組中に幽霊となった人からのメッセージが届くラジオ番組ですが、亡くなった人と残されてしまった人の心の葛藤を番組宛てに届くメッセージを使って、うまく表現していると思いました。「亡くなった人が伝えたかった想いをラジオ番組に載せて残された人に伝える」シンプルだけど、残された人がちょっと前向けるそんなエピソード(姉妹の物語)が良かったです。洋館に縛られている少女の霊にまつわる悲しいお話も載せられており、人の残酷さとやさしさについて考えさせられました。
不思議なお話を読みたい方にお勧めです。
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