日々感じたこと

スープの作る工程のような謎解き

今日の本
タイトル:スープ屋しずくの謎解き朝ごはん
著:友井 羊

スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 6 心をつなぐスープカレー

スープ屋「しずく」のシェフ・麻野は、優れた観察眼で客の悩みを見抜き、解決する隠れた名探偵。素晴らしい推理と料理を提供する

honto

 


街中にたたずむスープ屋さんを舞台に美味しいスープと日常生活の謎解きを題材にした本です。女性向きな謎解きが多いですが、小学生の女の子が、アレルギーのある友達にクッキーをプレゼントしたことから始まる事件の謎解きが、身近な学校生活を題材にしており、どこにでも起きそうだと感じるとともに、事件の謎がとけて仲直りできたところが、心温まりました。おいしいスープを丁寧な工程を経て作るかのように、ちょっとした事件の断片情報から、犯人を導きだすやり方が、新鮮でした。レシピは書いてありませんが、トウモロコシを使ったポタージュとか、カレースープ、カブのスープとか自分でも、材料揃えればちょっと時間かかるけど、できるのではと思ってしまいます。これから秋・冬になるにつれて、美味しいスープとともに読みたいお話でした。
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