ねこってdeふぇっと

ほんのり、ぽんやり

在宅勤務

2024-07-10 13:12:46 | ふと思った日々のこと
コロナが収まって、一般企業では「在宅勤務」から通常の出勤勤務に戻りつつある、なんて話もききますが。
最近私は時代に逆行して、週1回在宅での勤務の対応となりました。


いやもうほんとに、快適すぎるー。
もともと事務所に出ないとできない作業って、
 古い資料からの情報探しだとか、
 電話やFAXの対応だとか、
 事務所の掃除だとか
そんなの週1回でも大丈夫では?というものがほとんど。
FAXや電話の情報は困るかも、なのですが、我が事業所の場合、電話がかかってくる相手もFAX送ってくる相手もわずかで、
FAXはほとんど急ぎではない用事ですし、電話をしてくる業者は急ぎだと個人携帯にかけてくるし←本当はこれして欲しくはないけれども!


なので、上手に交渉して、次の契約更新では週3勤務のうち2日を在宅に変更してもらえないかなー、なんて思っております。


何がうれしいって、
 トイレが近い場所にあること(事務所からトイレまではかなり離れているのです)とか
 通勤時間=0分、車の運転しなくてもよいこととか
 ネット環境が早いこととか
 温かい珈琲を自分好みに淹れながら仕事できることとか
 闘病中の愛猫の姿を横目で確認できることとか
いやはや、本当助かるわー、この制度。


そんな職場。
先日面談があって、無事来年も雇用して戴けることになりました。
今のところの私は、1年単位の期限付雇用なのですが、
なんと、来年の秋からは無期限雇用への切り替え可能なので考えておいてくださいねだそうで。


そう言われて「そうなんですねー」なんてお返事したけれども。
もういわゆる「退職年齢」ですわよ?
世間一般、65歳まで雇用だとか、某生命会社など70歳まで雇用延期とか言っているので、まだまだ頑張れーってことなのかもしれませんが


まぁ、健康状態と、やる気と、他の方にご迷惑ならない程度の技術力があるなら続けてもいいのかな、と思っています。


・・・だって
もう一つの職場は、所長の気分次第でいつ閉所にするかもわからない(いや、十年以上続けるのかもしれないけれども)し
安定大手さんとのお付き合いは手放すべきではないですよね。


夫亡き身の元専業主婦、ずっとパート勤務で厚生年金は独身時代のもののみ。
年金だけで老後を乗り切れるだなんて思ってもおりませんから。


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矛盾撞着

2024-07-06 11:23:39 | ふと思った日々のこと

むじゅんどうちゃく:二つの事柄が論理的に食い違って、つじつまが合わないこと。

 

介護関係の事務所でお手伝いを始めてはや3年近く。
そして自身の親の認知度・介護度も上がってきて、
重度障碍者の子どもがいて、
更には10歳超えた猫まであちこち衰えてきて、
いやはやなんと「介護」が身近なことか。

 

実家父は背骨の圧迫骨折をして、病院で介護度認定を受けて、現在かなり重い認定が出ています。
要介護4。
最初その話を聞いたとき、えええ、それって寝たきりじゃん、って大慌てしたのですが
退院後、体力のほうは順調に回復して、きっと次の認定だと介護1がでればいいほう、かも。

方や母は、腰部脊柱管狭窄症があって一人で歩行はできないのですが、
歩行器使ったら歩けるし、トイレもお風呂も自立、頭もしっかりしているので、要支援と判定されています。


とはいえ、母は一人で近所のスーパーまでの距離は歩いて行けません。
食材の宅配をお願いして、自分で調理すれば問題なく自立生活できるのですが、
自分ひとりで電車・バスを使って通院することなどは絶対に無理です。
自宅内でもお掃除・洗濯はかなり大変そう。
重いモノを持ちながら、安定しない歩行をすると転倒リスクだって高くなります。

こんな状態の我が実家ですが、

介護保険でヘルパーが、使えません

 

理由は実兄が同居しているから、です。
とはいえ、実兄はまだ現役バリバリで社会人をしていて、朝早くに出かけて夜に戻ってくる生活なわけです。

なのに、ヘルパーは使えない。
兄が同居していなければ、ヘルパーは(父の介護度であれば間違いなく)利用できるはずなのに。

この決まりを作った方々は
「子世代の同居人がいる=同居人の援助あって当たり前」
って考えているのでしょうね。

まぁそりゃ、掃除・洗濯は夜でもできますし、普段であれば週末にまとめて、もできない訳ではないから、
家事労働がそれだけなら就業と両立はできますよ。
兄は平日がお休みの企業で、運よく母の通院日はその休業日と曜日が重なっていたので、通院介助も会社を休まずにできていますし、
週末は私が手伝いにいけばよいのだし。

そして現在のところ、父は順調に回復していて、トイレも食事も入浴も、自立できているからなんとかなっております。
が、
もしもこの先どちらかの介護度が上がり、オムツの生活になったら?
入浴は毎日でなくてもよいけれど、食事は日中3回するわけで、その介助は誰が?

父は認知が進んでいて、母の介護なんてもうできない。
頭はしっかりしていても、体が思うように動かない母に、オムツ交換・食事介助なんて体力仕事はぜったいムリ。

でも、ヘルパーが使えない(あ、もちろん有料なら使えます)。

「虎に翼」でも言っておりましたが、「同居の親族は支え合って生活する」って法律に書かれているのですよね、

だからなのかもしれない。

そのくせ

 介護離職はさせない、なんて政治スローガンあったよね?

そのうえ

 在宅介護推進、っていう方針もあったよね?

無茶苦茶矛盾しまくってますよねぇ?
在宅介護でヘルパーなし、お昼ご飯食べさせないと衰弱しちゃう、同居の子どもは仕事を放り出して介護しないと親世代は生活が無理ってことですけれども?
毎日昼、仕事を放り出す人を雇ってくれる雇用先ってそうそうないよね?
そのための「介護保険」だと思っていたのに。。。

注)
とここまでの件、もしかすると「身体介助」扱いなら使えるのかもしれません。もう少し調べて書くべきでした。ケースによる、という話のようです。

 

母の、最近夫君を見送られたお友だちのところでは、実際はご子息が同居し、両親の介護の介助をしておられるのですが、
ご子息には別宅(というかもともとはそちらにお住まいだった)があり、住民票はそのままだったため
ヘルパーはしっかりと枠内利用なさった、とのことです。

「ねこって母さん、立ちゆかなくなるわよ、結構頻繁だし自費だとお金大変よ」

ほんと、その通りです。
母のお友だちはお元気な方ですが、寝付かれたご夫君は体格のよい方だったから、お大変だったことは想像に難くない。
ヘルパーがなければ、息子さん共々倒れるか、本人・家族の希望に反して施設でのお見送りになったかもしれない。

市井の、ごくごく普通の市民に、お手伝いさん雇えるお金があるわけもなく。 

なので、もういっそ、兄、我が家に住民票移したらどうかな?って話が出ています。
新しく家を借りるとなると大変なことですが、別に名義上うちの住所使ってくれても、世帯が別であれば今のところ私の側に問題はないハズ。
問題、何かあるかしら?
役所関係の通知が我が家住所に届くこと、現役の会社員だから会社関係の届出もあるのか・・・。

ちなみに我が家。
去年就職した子どもたちはそれぞれ別の会社近くに下宿がありますが、内一人は住民票は我が家のままとなっています。
今のところは毎週末はこちらで過ごしており、たとえば選挙の投票はこっちでするほうが便利なんだよねー、なんて言っています。
ただ、税制の問題がありそうだったので、世帯分離は対応しました。

ああ、そうか。
もしも将来、私が病に倒れて身動きとれなくなりそうなら、速攻で住民票は下宿に変えないとダメだわ。
ちゃんと伝えておかなくては。

 

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