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コンフリー
【英名】comfrey
【学名】Symphytum officinale
コンフリーの雑学
ヨーロツパやアメリカでは「奇跡の草」、ロシアでは「畑の牛乳」と呼ばれる。
ヒーリングハーブhealing herbといわれ、傷を癒すハーブとして有名。
服用せずに観賞用。
育て方
別名:ヒレハリソウ(鰭針草)
ムラサキ科/ヒレハリソウ属/多年草
開花時期 5月~7月頃
花色/紫
種まきの時期 9月頃
株分けの適期 3~4月・9~10月頃
株分けで殖やす。
水やり
適度の土壌湿度を保ち管理。
注意点
食用には不向き。
耐寒性はある。
関西では屋外で越冬可能。
利用
染料、ポプリ、観賞用。
葉を乾燥させて利用
マルチングの材料。
腐葉土に加える、有機堆肥、緑肥として利用。
コンポストの発酵を促がすので、市販のバクテリアの代わりに加える。
害虫と病気
病害虫の心配は、ほとんどない。
《コンフリーのその他の品種》
ドワーフコンフリー
【英名】comfrey dwarf
【学名】Symphytum ibericum
ムラサキ科/ヒレハリソウ属/多年草
コンパクト(=矮性種)に育つ。
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ハーブの利用法 ハーブの害虫駆除と予防対策 ハーブの挿し木・挿し芽
チャイブ
【英名】chive
【学名】Allium schoenoprasum
チャイブの雑学
年に数回、収穫可能。
ネギ臭さが少ないので、料理に利用可能。
花色/ピンク
チャイブの仲間
アサツキ、ネギ、ノビル、玉ねぎ、エシャロット、らっきょう、リーキ、ニラ、ガーリックなど。
チャイブは、フィーヌゼルブをつくる素材のひとつ。
パセリ、シブレット(チャイブ)、エストラゴン(タラゴン)、セルフィーユ(チャービル)
これらをみじん切りにし、混ぜ合わせたものをフィーヌゼルブ。
大さじ2杯:大さじ2杯:大さじ1杯:大さじ1杯が目安。
調理人の好み、料理によって割合は異なる。
他の香草を加えることもある。
育て方
別名:セイヨウアサツキ(西洋浅葱)/チャイブス
■英名:チャイブ■仏名:シブレット■和名:エゾネギ(蝦夷葱)
ネギ科/ネギ属/多年草
開花時期 6~7月頃
種まきの適期 3~4月頃・9~10月頃
発芽適温 18~23℃
種栽培は、春蒔きが管理しすい。
株分けの適期 3~4月・9~10月頃
株分けで増やす。
水やり・肥料
高温多湿に弱い。
過度の潅水は、控える。
定期的に、薄めた液肥、置き肥(化学肥料)を施肥。
注意点
種蒔きの注意。
種は光に当てると、発芽しにくいので蒔いたら、土で覆う。
株分け、植え替え後の過度の潅水は控える。
大量の水は、根腐れの原因となる。
土を整える(馴染ませる)程度の水でOK。
関西平地部では、防寒しなくても越冬可能。
育ちすぎた時のお手入れ。
株元から3~5cmほどを残し刈り取り、生長を促す。
利用・効能
花壇の彩り、家庭菜園で育てる。
開花すると、葉が硬くなるので花が咲く前に収穫。
生のまま古口切りにし、薬味として使う。
刻んだものは、冷凍保存も可能。
サラダに散らしたり、スープ、味噌汁の浮き実など。
玉子料理の風味付けも相性がよい。
刻んだものを使う
ビネガー、オイル漬け、酢味噌、バター、マヨネーズ、ドレッシング、ソースなど。
混ぜ込んで仕上げる。
花は、エディブルフラワーとしてあしらいます。
効能
殺菌作用、食欲増進作用、消化促進作用、血圧低下作用など。
コンパニオンプランツとしての利用方法
アブラムシを防ぐ、防虫効果が期待できる。
予防したい植物の近くで栽培すると、効き目がある。
鉢植えの場合、チャイブの鉢を近くに置く。
バラ、トマト、人参とは相性がよい。
害虫と病気
特に、病気や害虫の心配はありません。
ガーリックチャイブ
【英名】garlic chive
【学名】Allium tuberosum
雑 学
花色/白
葉は、ニラのように平たい。
鉢、プランター、家庭菜園、ベランダ栽培が可能。
春から秋にかけて、年に数回の収穫ができる。
寒さに強く、関西では常緑のまま越冬。
霜の降りない地域であれば、防寒対策は不要。
ニラは、怠け者にも作れる野菜といわれる。
流通するニラは、大葉ニラ、グリーンベルト(中葉)。
育て方
別名:ニラ(韮)/チャイニーズチャイブ
ネギ科/ネギ属=アリウム属/多年草
花開時期 7~8月
種まき時期 3~6月頃
株分けの適期 3~4月・9~10月頃
水やり・肥料
極端な過湿と乾燥を避ける。
神経質な潅水(かんすい)は、要らない。
開花後、収穫後は、薄めた液肥、置き肥を施肥。
注意点
収穫を兼ねて刈り込みを行い、生長を促す。
株元の3~5cm程を残し、切る。
3~4年を目安に、株分けする。
株分け後、植え替え後の大量の潅水(かんすい)は控える。
必要以上の潅水は、根腐れの原因になる。
利用・効能
身体を温める、疲労回復、高血圧予防に効果があるといわれる。
花が咲くと葉が硬くなるので、早めに収穫。
炒め物、煮物、お浸し、スープなど幅広い調理が可能。
観賞用として開花させたり、寄せ植えも美しい。
害虫と病気
病害虫の心配は、ほとんどない。
ラッキョウ(辣韮、薤、辣韭)/エシャロット日本のエシャロット
【英名】rakkyo
【学名】Allium chinense
辣韮の学名と英名。
エシャロットの雑学
辣韮の品種。
「ラクダ」、「玉らっきょう」、「九頭竜(くずりゅう)」、「八房(やつふさ)」など。
生食用の辣韮が、葉付き辣韮(日本産のエシャロット)。
葉は、マゲ状に束ねられ流通する。
辣韮の根元に土を盛り、軟白栽培し、若摂りしたもの。
エシャロットとして市場に出回るのは、2つ。
ベルギーエシャロットと葉付きらっきょう(日本産のエシャロット)。
この2つは同じ属名ですが、種小名(しゅしょうめい)が異なる。
日本のエシャロット
育て方
別名:エシャラッキョウ/エシャ/エシャレット
ネギ科/ネギ属/鱗茎多年草
開花時期 10月頃
植付け時期 8~10月頃
エシャロットの収穫の時期 3~5月頃
らっきょうの収穫時期 6月頃
5~6cm程の深さに、植える。
鱗茎と鱗茎の間は、10cmほど間隔を空け植え付ける。
水やり・肥料
神経質な潅水(かんすい)は、要らない。
土壌を選ばず、やせた土でも育つ。
置き肥、希釈した液肥を適宜施肥。
注意点
耐寒性があり、育てやすい。
利用・効能
葉と根を落とし、白い部分を食す。
生のままマヨネーズ、もろみ、味噌などをつけて食べる。
細かく刻んで、ピクルス、サラダ、味噌汁の具にもなる。
葉は、キムチ漬けに加えて利用できる。
消化促進、食欲増進、殺菌効果など。
害虫と病気
病害虫の心配は、ほとんどない。
シャロット(ベルギーエシャロット)
【英名】shallot/eschalot/potato onion
【学名】Allium cepa var. aggregatum
雑 学
シャロット(ベルギーエシャロット)は、香味野菜。
フランス料理、ソース作りには欠かせない素材のひとつ。
エシャロットアッシュ(刻むの意味)が、よく使われる。
玉ねぎの変種。
姿は玉ねぎに似る。
皮を剥く剥くと、数個に分球する。
分球は、にんにくを思い浮かべると分かりやすい。
シャロット(ベルギーエシャロット)は、日本での栽培は少ないようです。
ベルギーやフランスから輸入。
シャロットとか、ベルギーエシャロットと呼ばれ出回ります。
シャロット(ベルギーエシャロット)昔の学名Allium ascalonicum
育て方
英名:シャロット
仏名:エシャロット
別名:ベルギーエシャロット、ジャージーシャロット
ネギ科/ネギ属=アリウム属/多年草
植え付け時期 4~5月・9~10月頃
収穫時期 9~10月・4~5月頃
水やり・肥料
過度の潅水(かんすい)で、根腐れさせないようにする。
液肥、置き肥を適宜施肥。
注意点
鱗茎を絶やさなければ、長年育つ。
地上の葉が倒れ枯れたら、収穫の目安。
晴れた日に掘り上げ、風通しのよい日陰に吊るし干す。
外皮と葉茎をパリパリになるまで、乾燥させる。
利用・効能
高血圧、むくみ防止、新陳代謝を高める、疲労回復の効果があるといわれる。
生のまま調理
みじん切り、すり卸して使う。
細かく刻むほど、香りと味が増す。
刻んだもの、卸したものをは、 ソース、ビネガー、ドレッシングに混ぜて仕上げる。
加熱調理
煮込み料理に加えると、コクと風味が増す。
刻んだものをワイン、スープで煮詰める。
炒めると、香りも出る。
保存方法
常温保存。
冷蔵庫は不向き。
皮をむく剥くと香りが逃げるので、皮のまま保存。
害虫と病気
病害虫の被害は、ほとんどない。
●タマネギ(玉葱)
【英名】onion
【学名】Allium cepa
ネギ科/ネギ属/多年草
チャイブと同じ仲間。
●リーキ
【英名】leek/garden leek
【学名】Allium porrum=Allium ampeloprasum(古い学名)
ネギ科/ネギ属/多年草
別名:ポロネギ/セイヨウネギ(西洋葱)/ニラネギ(韮葱)/リーク
本来は多年草だが、収穫されるので1~2年草扱い。
チャイブと同じ仲間。
●ガーリック
【英名】garlic
【学名】Allium sativum
ネギ科/ネギ属/鱗茎多年草
別名:オオビル(大蒜)/ニンニク(大蒜、葫、蒜)
チャイブと同じ仲間。
●ノビル(野蒜/沢蒜)
【英名】chinese garlic
【学名】Allium grayi
ネギ科/ネギ属/多年草
●ネギ(葱)
【英名】welsh onion
【学名】Allium fistulosum
ネギ科/ネギ属/多年草
別名:アオネギ(青葱)/ネブカ(根深)
ギガンジウム
【英名】 ornamental onion
【学名】 Allium giganteum
ネギ科/ネギ属/球根植物
別名:ハナネギ(花葱)/アリウム/ギガンチューム/ギガンチウム
丹頂アリアム
【英名】ornamental onion/round headed leek
【学名】Allium sphaerocephalon
ネギ科/ネギ属/多年草
別名:アリアム
切花に利用される。
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