東京大学(理科) (2017年版大学入試シリーズ) | |
東京大学は、問題が解ければ受かるんだよと言う主人が、今年の問題に四苦八苦していて、柄になくマジに向き合ってた。
君は卒業生だからね、今更、入る必要ないんだよ。 |
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教学社 |
こんにちは。
あるお宅は有名な家である。
どういう感じに有名かと言うと、孫に東京大学合格が、2回立て続いたのである。
もっとも、一人は、筑駒出身なので、ずば抜けた成績で、首席かと疑う状態で、何処へでも入って行った。もう一人は、それにて、発奮である。
で、そのおばあちゃんは、周囲には合格を黙して語らずである。恨まれることや、妬まれるので、黙して語らずであるが、ウチにその話があったので、お百度詣りしたと言う神社に行ってみた。
ウチは、別に東京大学に入れたいわけじゃない。合格菌とはなんなのか、知りたかったのだ。
その神社は、有名でもないが、開成にも、麻布にも強く、要は、合格に強い神様なのである。まぁ、そう言うご親戚をお持ちの家庭が近所に多く、お百度詣りのメッカになっているだけだった。
で、まぁ、2度目の合格を聞いて、行ってみて、神社を読んできた。
神社には、東京大学の駒場キャンパスのイメージでいっぱいであった。
思わず、顔がほころんだ。孫が目指すところに行けます様にと、通っているところを強くイメージして、そこに貯めてきたんだなと。孫がハラハラして通う雰囲気も、定期試験で悩む様子も、キャンパスライフも、イメージはそこに積んであった。
開成合格者が出た時は、行ったことがない癖に、わたしが、開成の間取りにやけに詳しかったことがあったのは、そこの神社の蓄積イメージを読んでである。
と言うわけで、良いイメージが蓄積されてる神社は、おばあちゃんの心境もあって、とても良いけれど、たまに、良くないイメージのところもある。
合格菌とは、頂いて、それだけに頼らず、一心不乱に、家族一丸となって目指した思いを言うのだろう。
なんにせよ、東京大学を目指して合格する、お百度詣りの後とは、こう言うものかと深く感動した。
朋