新国立見直しで一番がっかりしてるのは大手ゼネコン？

責任を押し付けられた安藤氏の反論記者会見でさらに責任の所在が混沌としてきた新国立経費問題。
政府が見直しに入ったってことですが、今一番肩を落としてるのは、契約を結んだ大手ゼネコンでしょうね。
もともとザハ女史のデザインに決まったのは民主政権下の2012年、ほんで見積もり出してねって言われてはい、はーいって2013年10月にゼネコンが出した見積もりは、な、なんとその時点で3000億だったそうな。
今ワーワー騒がれているけれど、すでに1年半前にその数字が出てたらしい。

安藤氏曰く予算は1300億で公募して、諸々消費税や物価上昇を鑑みても1600億ぐらいだろうと思っていた。なんでこんなにすごくなっちゃったかわからんと。

そうなると、見えてくるものがあるじゃありませんか。

誰がこんな高い数字につりあげたか。
それは今回見直しされたら一番がっかりする人たち。

そう、大手ゼネコンさんです。

国の公共事業、しかもオリンピック、もう税金ジャブジャブ使えるんだから、大雑把なぼったくり見積もり出しても文句言う奴はおらん、と3000億。

現に2013年に出した時はスルーだった。

ウヒャウヒャで早く来い来い着工日、やってるうちにさらなる上乗せしちゃうもんね、と指折り数えて2015年を待っていたのに、予想だにしなかった突然の暗雲が！

まさかのどんでん返しにゼネコン幹部は真っ青になってるんでないかい。

これでデザインが新案になってしまったら、もうぼったくりはできない。

ゼネコンと政治家との癒着も脈々と続いてきたわけだし、一部の政治家もちょっとまずいと思っていることでしょう。

（この後に及んで現行通り行くと豪語してる議員は怪しい）

マスコミは責任擦りつけあいって書いてますが、契約したゼネコンのこと、なんで表に出してこないの？

もっと核心つけば、きっと経費も妥当、オリンピックにも間に合う新国立ができるよ。