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昨日見た夢
夕暮れが迫る時間、低層団地の中、そこを抜け、上に遊歩道がありそうな土手の階段を上がろうとしている。
後ろからカップル。普通のカップル。その後ろに妙に殺気だった坊主頭が歩いている。やや陽が落ち、顔がよく見えないが、頭の上に何か乗せている。
階段を下りてカップルとすれ違うあたりまで行くと…、頭に布で作ったような小さなお堂の屋根を乗せている! いや、文字では伝わらない!
一見すると、カンフーの達人のような…いや、チベット仏教僧のような…、向こうもこちらに近づいてくる。
よく見ると端切れで作ったパッチワークの袈裟のような、色鮮やかな服装の若い男性。なかなか文字では伝わらない!
坊主頭に布製のお堂の小屋根を乗せ、パッチワークの袈裟のような服を着たカンフーの達人のような若い男性…
間違いなく、かかわるとややこしいタイプの人…、かかわらないようにしよう。
と思ったけど、エンカウント。カンフーのような動きで前に立ち塞がる。
が! 弱い。相手の突きを避けて、その手をねじり、足をかけて倒す。ダウン。
ふーっと、一息つくと、団地群の間の歩道には、同じタイプの人が数人。カラフルなゾンビが出てくるバイオハザードか!
目的とかもよく分からないけど、笑顔で近づいてくる。同じように突きを出してくるので、いなして、手をねじりながら地面へ倒す。次の坊主頭には突きを出す手と取り、釣り込み腰で地面に倒す。
まだ数人向かってる。みんな笑顔。
というところで目が覚めた。
笑顔だったら許される世界観。
昨日見た夢
場所は、秋葉原か沖縄の国際通りのような繁華街。その中のビルの6階か7階の1室。
自衛官か海上保安官の講義を受けている。仕事は船乗りの一番下っ端な感じ。
おもしろくない(というか、分からない)講義が続き、ようやく昼休み。「教場」の木村拓哉さんの失敗版みたいな教官が「1時間休憩」と。
近くにいる、のほほんとした知り合いらしき若者に「お昼、食べに行って来る」と告げると「分かった〜」と、間の抜けた返事。仕事、大丈夫なんだろうか?
階段を降りた1階はOA機器のお店と公衆トイレ。
お昼、何を食べようかと考えながら歩いていると、レンタルビデオ店があり、何も考えずに入ってしまい、何も考えずに新作映画のDVDを3本、レンタルする。
そのまま講義会場に戻ったところで、「今日から数日間、船に乗るんだった」と気づく。レンタルビデオを返さなきゃと時計を見ると12:57。講義再開まで残り3分。後で返しに行く時間があるかどうかも分からないため、慌てて階段を降りて行く。
通りに出ると、不運な雨…。濡れながらレンタルビデオ店をめざす。しかし場所がはっきりしない。路地を入ると一気に住宅街のような場所。余計に分からない…。会場に戻ることも困難、時間も過ぎて、絶望感が漂う。戻れても「遅刻」と咎められ、船に乗せてもらえない可能性が高い。ここはどこ?
気づくと雑居ビルの6階におり、扉を開けると、20歳くらいの娘さんと50代くらいの父母。おばあちゃんがいる。
まったく面識がないけど、とりあえず事情を説明する。鏡があり、自分の名札が写る。「こばやし ときのぶ」と、書いてある。なぜ、ひらがな? いや、誰の名前?
同情されたのか、娘さんが「かわいそう。私が付き合ってあげる」と。名前は「しおり」さん。かなりの急展開のうえ、お父さんも「よし、では私の事務所に」と、連れられる。奥の扉を開けると、そこはオフィス。どうやら司法書士事務所をされているみたい。
事務所内で、お父さんが「新しい息子におもしろいモノを見せよう」と、オフィスの奥の棚のさらに60センチほどの隙間のスペースのモノをどかせる。
そこから、やや大きめなラジカセを出してくる。「これが隠し金庫になっていてね」と説明される。金属ではなく、プラスチック素材のラジカセ。触られたらバレるんじゃない? と思うけど、満面の笑みで説明されているので、黙っておく。そのラジカセから、数万円の現金と秘蔵のウイスキーとグラスのセット。
それより気になるのは、60センチの隙間。後ろがベニヤ板張り。しかも割と簡単に外せそう。板の向こうは、別の家族が住んでいるらしい。
しおりさんと「すごいウイスキーだね」と話を合わせていると壁の向こうから男性の怒る声。そして若い女性の怒る声。親子ゲンカかなと、次の瞬間、天井付近のベニア板がガタガタと大きな音を立て、隙間から若い女性が這い出てくる。怖っ、蛇女! ここからホラー展開になるの?
出てきたのは若い女性。女性は「しおりちゃ〜ん」と、カノジョの名前を呼ぶ。まぁ、おとなりさんだし、同世代ぽいので、名前は知ってるよね、って、コワイコワイ。スルスルとなれた様子で降りてくる。降りてきた女性は普通の若い女性。
忘れてた! DVD返却に講義! しおりさんに道案内を頼み、会場まで戻る。そのころには「もう辞めて、しおりさんと楽しく暮らそう」と心がわり。
1階にある公衆トイレで掃除をされていたおばちゃんにも「仕事辞めます」と話すと「あらそう〜いいんじゃない〜青春じゃない〜」
というところで、目が覚めた。
1本の映画のような、途中のホラー展開もなかなかのエッセンス。
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