騙されたり、
騙されてみたり。
こんな夢のような話は、大抵ロマンス詐欺。
私のそれを疑う気持ちの変化は、
ここ数日のハッシュタグで一目瞭然となっている。
初めは、ロマンス詐欺だと確信していたのにも関わらず、
念入りな構成に、
だんだんと、現実ではないのかと思うようになっていく。
そして、いよいよ、これは、ロマンス詐欺では無かったんだ!
と思わせた瞬間、
相手は、行動に出る。
でも、私は何かおかしいと、根本的に思っていた。
月曜の昼間に、
相手が電話をかけると言ってきても、なかなか聞けてこなかったり、
ようやく話せても、どこか遠くからの声で、
テープを流したような。
ある一定の間隔で、
もしもし。おけー。バイバイ。
とだけ言うと勝手に切れる。
そんな経験をしたり。
そして夜。
本題に入った。
私に、投資の勉強をするように、うまーく話を持っていく。
講座は無料で、個人情報も必要としない。
だから、やってみないか?と。
それなら、なぜ、スクショが出来るのかと、聞いてきたのか?
何かの情報を得たいと思ってるからだとしか思えない。
私の思考回路は、まだまだ正常を保ってる。
もう、この関係は終わりだと判断した。
危うく洗脳されるところだった。
ここに書いて、自分を見直していたから、防げたのかもしれない。
そして、ときどき、彼の元に戻っていたから、
現実の世界と、区別をつけれていたのかもしれない。
彼にそのことを話した。
1週間の間、ロマンス詐欺にあっていた。
笑うでしょ?
笑ったでしょ?
そしたら、彼は、心配しながら、あきれてる。笑ってる。
だって。
それだけだけど、嬉しかった。