◆6月25日(火)学校視察 第2日目
●Avondale College (アボンデール・カレッジ)
オークランド郊外にある公立高校で、NCEAとCambridge International Examの両方のコースが提供されています。
訪問当時で、総学生数約2,600名、うち26名の日本人学生が学んでいるとのことで、ニュージーランド国内屈指の大規模校の一つだそうです。
文武両道がモットーということで、大学入学の際には、上位2~3%の成績に入ると奨学金が出る制度もあるとのこと。
上記奨学制度は、もちろん留学生も対象となりますので、訪問時に校内を案内してくれた日本人の学生さんは、これを目指して頑張って勉強しているとおっしゃっていました。
どこの学校に行っても、頑張っている学生さんに接すると、嬉しくなると同時に、本当に応援したくなりますね。
ちょうど、学校内は増設工事を行っている最中で、訪問当時もかなり広い敷地だと感じましたが、敷地内に新しい校舎が立つ予定で、より一層勉学に励み、スポーツやその他文化面にも力を入れていく方針だそうです。
園芸クラスの実習用に畑もあります。
また、ニュージーランドの先住民であるマオリの文化を学ぶことができる必修授業もあり、ニュージーランドについて奥深く知ることができるようになっているそうです。
●園芸クラス用の畑 ●一時利用中のプレハブ教室 ●マオリ文化を学ぶ教室
大講堂では、課外活動での学生のパフォーマンスのほか、演劇や舞台などの公演が行われることもあるのだそうです。
実際、講堂内には大きな舞台と客席があり、公演が行われるのも納得という雰囲気でした。
留学生は全体で約150名ほど在籍しているということで、インターナショナル・スチューデント・オフィスには、休憩時間ごとにたくさんの留学生が質問などに訪れていました。
様々な国からの留学生が学んでいて、時期によっては数週間だけの体験入学なども可能ということで、大規模ながらフレキシブルに留学生を受け入れているのが良く分かる高校でした。
●Epson Girls Grammer School (エプソン・ガールズ・グラマー・スクール)
100年近くの歴史がある女子高校で、オークランド市内近郊に立地しています。
由緒正しい高校で、実際学内にもそういった雰囲気が学内の至るところで感じられました。
学業面においてとても力を入れている高校で、訪問当時在籍していた日本人の学生さんも、
「しっかり学びたいからここに決めた」とおっしゃっていました。
周辺地域の治安も良く、徒歩通学の学生さんがたくさんいるそうです。
また、生徒さんに寄りますが、日本の女子高生とは異なり、制服のスカートの長さがかなり長いのが印象的で、日本にはあまり見ない光景で、とてもかわいらしくもありました(残念ながら、制服の写真を撮り忘れてしまいました。。。)
ちなみに、特に長いのがダメということではありませんが、制服の着方は厳しくチェックされるそうです。
●図書室1 ●図書室2 ●図書室3
留学生は、ほとんどが卒業目的の方ばかりだそうで、受け入れ可能人数の関係もあり、短期間での受け入れは行っていないそうです。
学業面においてしっかりとした女子高で学びたいという方に、お勧めの場所ですね。
◆◇◆◇◆学校訪問編~3日目~へ続く◇◆◇◇◆◇