日韓往来 [Journal Korea]

いま・ここ・実感から=はらだブログ
「現在──過去・未来」

韓国がみる日本政変・民主政権

2009-09-30 15:10:10 | 日々
韓国がみる日本政変・民主党政権
韓国では東京発の政権、閣僚紹介をしている。日本語訳を引用
*注意=部分引用も
ネット上の「朝鮮日報」「聯合ニュース」日本語版からの引用。鳩、岡、菅あたりの漢字は、韓国語入力ソフトに入っていないと推測。

ハト山新政権、閣僚に「親韓色」(上)
記事入力 : 2009/09/17 09:01:59
 今月27日、韓国人が経営する東京・赤坂の飲食店で小さな会合が開かれる予定だ。民主党の親韓派政治家、赤松広隆衆院議員の農水相就任を祝う集まりだ。赤松農水相は、韓日の政界、経済界関係者の代表的な社交場であるこの店の常連客だ。親韓派議員の集まりである日韓議員連盟(韓国の韓日議員連盟に相当)の所属で、在日同胞への地方参政権付与運動にも積極的だ。
 16日に発足したハト山内閣の閣僚は、総理を含め18人。このうち10人が日韓議員連盟に所属している。同連盟は超党派の集まりで、民主党議員は衆参合計で51人が名を連ねており、韓国の立場から見ると、異例の「親韓派内閣」が発足したことになる。
 まず、ハト山由紀夫首相自身が日韓議員連盟のメンバーだ。民主党の親韓派組織である日韓議員交流委員会の委員長も務めている。ナンバー2のカン直人副総理兼国家戦略担当相、ハト山首相の側近の平野博文官房長官、次期首相として最有力視されるオカ田克也外相も同連盟に属する。
 特に注目されるのは、同連盟所属の川端達夫文部科学相だ。旧民社党系の川端氏は在日同胞への地方参政権付与を推進する議員連盟にも所属している。自民党政権では主に保守系の人物が文部科学相に就任し、韓日間の歴史問題騒動の震源地となってきた。当面は来春の高校社会科の解説書改訂で、独島(日本 名・竹島)に対する領有権主張が明記されるかが焦点となる。
東京=ソンウ・ジョン特派員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版


民主政権:オカ田外相のスタイルが話題に
記事入力 : 2009/09/17 10:19:39

国粋主義を超越、信念に基づく発言
 国会議員(衆議院議員)を19年間務めながら、一度もプレゼントを受け取ったことがない、という政治家が日本にいる。財界が新年の贈り物としてエビや花を贈っても、それらを自宅に持ち込ませないため、門の前で腐ったり枯れてしまう。バレンタインデーに支持者がチョコレートを贈ると、それを受け取るどころか感謝の手紙を添えて送り返すという。日本最大手の流通企業イオングループ創業者の息子ということで、特に欲しいものもないためそのような行動に出るともいわれているが、日本人の多くはオカ田氏を「ミスタークリーン」と呼んでいる。
 16日に発足したハト山内閣の初代外務大臣にオカ田克也氏(56)が就任することが決まった。オカ田氏は性格が非常に強情なことでも知られている。
 韓国を苦々しく思う日本の有権者を意識し、議員としては一度くらい国粋主義的な発言をすることもあるだろうが、オカ田氏に関しては、これまでそのような発言をしたことはない。「韓国や中国など周辺国を説得できないのであれば、首相をはじめとする閣僚が靖国神社を参拝すべきではない」との考えを決して曲げない。一貫した発言と行動で黙々と仕事をこなすスタイルが映画『ロボコップ』の主人公に似ていることから、「日本のロボコップ」とも呼ばれている。
 オカ田氏は議会の会期が終了すると、直ちに図書館に向かい勉強することでも定評がある。外交、経済、環境、安全保障など、数々の分野に精通する政策通としても知られている。そのためオカ田氏は数々の世論調査で、ハト山首相に続く次期首相の第1候補と有望視されている。
 民主党政権による「アジア重視外交」の土台を築いたのもオカ田氏と言われている。「日本の外交は日米同盟を主軸としつつも、アジアも重視しなければならない」というのが同氏の考えだ。同氏の今後の対韓政策について軽々と判断を下すのは危険だが、これまで発言してきた内容からみると、韓日関係の今後 は明るい、との見方が大勢を占める。「在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟」の会長として参政権付与問題にも積極的に取り組み、韓日歴史教科書問題においても韓国の意見についてよく言及する。日本外交のトップとして第一歩を踏み出したオカ田外相に注目が集まるのも、このような理由からだ。
権景福(クォン・ギョンボク)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版


記事入力 : 2009/09/17 09:40:45
民主政権:丁重さが光る「ハト山流」
前職と現職、両首相の対照的スタイルに注目
 今月15日に民主党で党内会議が行われた際、ハト山由紀夫代表はナンバー2の小沢一郎代表代行に対し腰を折り、丁寧にあいさつをした。党の代表を務めるハト山氏が、自分より位が低い人間に対し礼を尽くした。
 またハト山氏は16日、首相指名が確定した後の記者会見でも、記者の質問が相次ぐたびに「どこどこの記者が質問なさいました」というような控えめで礼儀正しい言い回しを貫いた。これに先立ち、12日には幸夫人の手を取って、はばかるところなく東京の街中へと繰り出した。
 16日に日本の第93代首相に選ばれたハト山氏の振る舞いは、前任者たちとは差別化された独特の姿で、メディアや国民の関心を集めている。
 歯に衣(きぬ)着せぬ言動や相手を見下すような表情で民心を失った自民党の麻生太郎前首相や、小泉純一郎元首相とは、明らかに違うスタイルだ。
 麻生前首相は在任日数が358日で、日本歴代第7位の短命政権だった。在任中、いつも外賓や記者をあなどるような行動を取り、失点を重ねた。要点を一言で表現して訴求力を持ち、ポピュリズム(人気迎合主義)政治で人気を集めた小泉元首相とも明らかに違うハト山首相の低姿勢は、「ハト山流」という言葉まで生んでいる。
 ハト山首相の丁重な振る舞いは、小泉政権以降広まった貧富の格差など日本社会を押さえつける課題の解決を意識しているのか、冷静で落ち着きある雰囲気を漂わせている。
 これと関連し東京新聞は16日、こうしたハト山首相の行動様式は同氏自身の成長過程とも関連がある、と分析した。衆議院議長の和夫氏、その息子で首相の一郎氏、さらにその息子で外務大臣の威一郎氏と3代続く政治の名門に生まれたため、幼いころからおのずと政治感覚を身に付けた、というわけだ。
 幸夫人が重要な役目を果たした、という分析もある。ハト山首相は機会があるたびに「妻は太陽」とたたえる一方、レストランに行くときや散歩するときなど、仲良く手をつないで歩く姿がしばしば目撃されてもいる。自然と相手に配慮する習慣が身に付いたようだ。
権景福(クォン・ギョンボク)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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挺身隊問題対策協、鳩山首相に慰安婦問題解決を要請
【ソウル16日聯合ニュース】韓国挺身隊問題対策協議会は16日、日本の鳩山由紀夫新首相に慰安婦問題の解決を訴える手紙を送ったと明らかにした。民主党と連立政権を構成する社民党、国民新党の代表にも同様の手紙を送ったという。
同協議会は手紙で、自民党政権が幕を下ろし新政権が発足するなか、韓国でも慰安婦問題の解決に対する期待感が高まっているとし、人権と平和に向けた日本の意志を世界に示すよう求めた。元慰安婦らには時間があまり残っておらず、一日も早く公式謝罪と法的賠償を行い、後世に正しい歴史を伝えてほしいと訴えている。


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