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2014年の訪日外国人数、過去最多の1341万人 - 中国人は初の200万人突破
御木本千春 [2015/01/20] マイナビニュース
日本政府観光局(JNTO)は20日、2014年の訪日外国人数(推計値)が前年比29.4%(約304万9,700人)増の1,341万3,600人となり、2年連続で過去最高を更新したと発表した。
ビザの大幅緩和や消費税免税制度拡充に加え、アジア地域の経済成長に伴う海外旅行需要の拡大、円安進行による訪日旅行の割安感の浸透などが、訪日外 国人数の拡大に寄与した。また、訪日プロモーションや日本国内のインバウンド業界の機運の高まりが、さらなる訪日旅行の魅力の訴求に繋がったという。
国・地域別に見ると、台湾が最も多く前年比28.0%増の282万9,800人、2位は韓国で同12.2%増の275万5,300人、3位は中国で 伸び率は最も高い同83.3%増の240万9,200人。このうち中国は初めて200万人を突破した。また、主要18市場のうち、英国、ロシアを除く16 市場が年間での過去最高を更新したほか、ロシア以外の17市場で前年比2桁増の伸びを記録した。
2014年の出国日本人数は前年比3.3%減の1,690万3,000人。訪日外国人数と出国日本人数の合計は3,031万6,600人と、初めて3,000万人を超えた。
2014年12月の訪日外国人数は前年同月比43.0%増の123万6,100人と、12月としては過去最高を更新した。
日本政府観光局
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訪日外国人の旅行消費額、初の2兆円超え- 2014年、中国が4分の1以上占める
マイナビニュース 1月20日(火)16時2分配信
観光庁は20日、2014年の訪日外国人消費動向調査(速報、推計)の結果を発表した。それによると、訪日外国人の旅行消費総額は前年比43.4%増の2兆305億円となり、2年連続で過去最高を更新した。2兆円を超えたのは初めて。
旅行消費総額を国・地域別に見ると、中国が前年比102.4%増の5,583億円で最も多く、総額の約4分の1以上に上った。以下、台湾が同43.2%増の 3,544億円、韓国が同5.7%増の2,090億円と続いたほか、タイが同71.4%増の987億円、マレーシアが同42.0%増の363億円など、前 年から大幅に伸びた。
費目別に見た場合、前年2位の「買い物代」が7,142億円で1位となり、全体の35.2%を占めた。以下、2位は前年1位の「宿泊費」で6,093億円 (構成比30.0%)、3位は「飲食費」で4,307億円(同21.2%)、4位は「交通費」で2,179億円(同10.7%)、5位は「娯楽サービス 費」で497億円(同2.4%)と続いた。
1人当たりの旅行消費額は前年比10.7%増の15万1,374円と、こちらも過去最高を記録した。国・地域別では、ベトナムが23万7,814円(前年 比不明)でトップ。次いで、中国が同10.4%増の23万1,753円、オーストラリアが同6.9%増の22万7,827円、ロシアが同4.1%減の20 万1,591円となった。
(御木本千春)
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