日韓往来 [Journal Korea]

いま・ここ・実感から=はらだブログ
「現在──過去・未来」

石井慎二さんが亡くなったこと、3月に知った。うかつ。

2010-03-25 17:07:45 | 日々
2月14日19時4分配信 毎日新聞
 石井慎二さん 68歳(いしい・しんじ=洋泉社社長)12日、食道がんのため死去。
葬儀は17日午前10時半、東京都中野区中央2の33の3の宝仙寺大師堂。喪主は
妻式子(しきこ)さん。
 JICC出版局(現・宝島社)の編集者だった76年に「別冊宝島」を創刊、ムック
市場を開拓した。「田舎暮らしの本」を創刊し、田舎暮らしブームの火付け役となった。



大学生のころ、サークルと「運動」から離れてふらふら街ばかり歩いているころ、石井さん(当時は別の姓)は、一枚のはがきをくれた。「この卑小な己…」
そのはがきがどれほどの支えになったか、ことばにすることもできない。

ずっとあとで、「別冊宝島」の仕事を「書いてみるか」といって、くれた。
「おまえが後輩だからと原稿はオーケーにしない。仕事ができるか、ちゃんと書いたかどうかで判断する」
15テーマくらいだろうか、「別冊宝島」で書かせてもらった。一部は宝島文庫に。
「田舎暮らしの本」にも少し書かせてらった。

年賀状をもらったこともあり、久しぶりに会ってもらおうかと洋泉社に電話して、亡くなっていたことを知ることになった。
また数日、ふらふらと街を歩くことになった。
そのはがきをポケットに入れて、新宿の小滝橋交差点あたりでまた取り出して読んだことを思い起こした。
ふらふらとパチンコ店に入った。500円だけすぐ当たった。1箱だけど。





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