ようやく秋の空気を感じられるようになった10月の休日、和歌山県の生石高原へ、日帰りでススキを見に行ってきました。
きっかけは、ドライブのガイドブックを見ていてふと目に留まった、山肌を黄金色に染めた一面ススキの、素敵な風景でした。
10月とはいえ、まだ9月までの酷暑の余韻を引きずったような暑さは残っていて、写真のような黄金の高原風景にはまだ早いとは思いましたが、広々とした草原の景色に魅かれ、日帰りドライブを決定。
果たして、ススキの葉はまだ緑色でしたが、ススキの草原一面を覆った白い穂が、気持ちよさそうに風にそよぐ、爽やかな眺めを堪能しました。
<生石高原(おいしこうげん)>
京都の自宅から和歌山県北部に位置している生石高原へは、第二京阪道路-近畿自動車道-阪和自動車道を経て、険しい山間へと分け入る県道を走り抜け、途中で給油や休憩を挟みながら、およそ140kmの道のりを所要2時間20分程で到着。
9時半過ぎ位に出発し、正午を少し回った頃に辿り着きました。
片側3車線の自動車専用道路から、すれ違いにも難儀な幅の山道まで、道路環境も様々な行程でした;
駐車場に車を駐めて車外へ出ると、早くも、一面のススキの穂がお出迎え。
誘われるように、ススキの高原へと、足を踏み入れます。
ススキの葉はまだ青々としていましたが、白い穂は十分に成長していて、高原を吹き抜ける風を受け、草原は波打っていました。
一面のススキの野原を見るのは実に久しぶりで、テンションが一気に上昇w
高原の全貌を一望する、清々しい風景です!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
ススキの穂は、風になびく姿が、とても風情がありますよね。
標高800mを超える高原はこの日、気温こそ高めでしたが、吹き渡る風が心地良い散策日和でした。
雲間から日が射し始めると、ススキの白穂が輝きだします!
遠くの山肌は、青々としているように見えていますが、そちらもススキの白い穂で覆われています。
生石高原では、古くから山焼きが行なわれてきたので、このようにススキの大草原が広がりました。
約13万ヘクタールの高原を埋め尽くしたススキの景観は、雄大そのものです。
ススキの草原と眺望の良さから、和歌山県でも屈指のビュースポットとして、関西一円から行楽客が訪れるそうです。
高原には所々で、巨岩が露出。
高原の中央部にどっしりとした姿で屹立しているこの岩は、笠石と呼ばれています。
笠石の上には、弘法大師を祀っている、小さな祠も鎮座しています。
高原の中央でひときわ高く聳える笠石からの眺望は、絶景そのもの!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
生石高原の南側には、幾重にも重なるような、紀伊山地の山並みを遥かに見渡すことができます。
すぐ眼下には、ススキの穂に覆われた高原の山肌も、眺められます。
高原南側の眺望を、パノラマ撮影してみました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
一面のススキで囲まれた、駐車場から高原へと延びる順路から、紀伊の山並みまでが、本当に一望の下に恣な、雄大な風景です。
今度は反対側の、高原北側の眺め。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
画像左端が、和歌山市街となります。
大きな街の近くに、このようなススキの大草原が広がっているとは、意外な感じもしますね。
条件が良ければ、生石高原からは、神戸の六甲山や淡路島、四国の徳島までをも、臨むことができるとのことです。
この日はあいにく、遠方が霞んでしまっていました。
笠石からの眺めをひとしきり堪能した後、生石高原の主峰というべき、標高870mの「生石ヶ峰(おいしがみね)」を目指します!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
高原上はススキの草原となっていることから、非常に見通しも良く、生石ヶ峰へのルートも笠石から、ハッキリと見て取ることができました。
非常に距離感も感じられた、笠石からの眺めでした;
運動不足で鈍りきった体に鞭打ち(^^;)、生石ヶ峰山頂へと、歩を進めます。
<和歌山・生石高原 日帰りドライブ-02>
きっかけは、ドライブのガイドブックを見ていてふと目に留まった、山肌を黄金色に染めた一面ススキの、素敵な風景でした。
10月とはいえ、まだ9月までの酷暑の余韻を引きずったような暑さは残っていて、写真のような黄金の高原風景にはまだ早いとは思いましたが、広々とした草原の景色に魅かれ、日帰りドライブを決定。
果たして、ススキの葉はまだ緑色でしたが、ススキの草原一面を覆った白い穂が、気持ちよさそうに風にそよぐ、爽やかな眺めを堪能しました。
<生石高原(おいしこうげん)>
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京都の自宅から和歌山県北部に位置している生石高原へは、第二京阪道路-近畿自動車道-阪和自動車道を経て、険しい山間へと分け入る県道を走り抜け、途中で給油や休憩を挟みながら、およそ140kmの道のりを所要2時間20分程で到着。
9時半過ぎ位に出発し、正午を少し回った頃に辿り着きました。
片側3車線の自動車専用道路から、すれ違いにも難儀な幅の山道まで、道路環境も様々な行程でした;
駐車場に車を駐めて車外へ出ると、早くも、一面のススキの穂がお出迎え。
誘われるように、ススキの高原へと、足を踏み入れます。
ススキの葉はまだ青々としていましたが、白い穂は十分に成長していて、高原を吹き抜ける風を受け、草原は波打っていました。
一面のススキの野原を見るのは実に久しぶりで、テンションが一気に上昇w
高原の全貌を一望する、清々しい風景です!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
ススキの穂は、風になびく姿が、とても風情がありますよね。
標高800mを超える高原はこの日、気温こそ高めでしたが、吹き渡る風が心地良い散策日和でした。
雲間から日が射し始めると、ススキの白穂が輝きだします!
遠くの山肌は、青々としているように見えていますが、そちらもススキの白い穂で覆われています。
生石高原では、古くから山焼きが行なわれてきたので、このようにススキの大草原が広がりました。
約13万ヘクタールの高原を埋め尽くしたススキの景観は、雄大そのものです。
ススキの草原と眺望の良さから、和歌山県でも屈指のビュースポットとして、関西一円から行楽客が訪れるそうです。
高原には所々で、巨岩が露出。
高原の中央部にどっしりとした姿で屹立しているこの岩は、笠石と呼ばれています。
笠石の上には、弘法大師を祀っている、小さな祠も鎮座しています。
高原の中央でひときわ高く聳える笠石からの眺望は、絶景そのもの!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
生石高原の南側には、幾重にも重なるような、紀伊山地の山並みを遥かに見渡すことができます。
すぐ眼下には、ススキの穂に覆われた高原の山肌も、眺められます。
高原南側の眺望を、パノラマ撮影してみました。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
一面のススキで囲まれた、駐車場から高原へと延びる順路から、紀伊の山並みまでが、本当に一望の下に恣な、雄大な風景です。
今度は反対側の、高原北側の眺め。
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
画像左端が、和歌山市街となります。
大きな街の近くに、このようなススキの大草原が広がっているとは、意外な感じもしますね。
条件が良ければ、生石高原からは、神戸の六甲山や淡路島、四国の徳島までをも、臨むことができるとのことです。
この日はあいにく、遠方が霞んでしまっていました。
笠石からの眺めをひとしきり堪能した後、生石高原の主峰というべき、標高870mの「生石ヶ峰(おいしがみね)」を目指します!
(画像クリックで、別ウィンドウが開きます)
高原上はススキの草原となっていることから、非常に見通しも良く、生石ヶ峰へのルートも笠石から、ハッキリと見て取ることができました。
非常に距離感も感じられた、笠石からの眺めでした;
運動不足で鈍りきった体に鞭打ち(^^;)、生石ヶ峰山頂へと、歩を進めます。
<和歌山・生石高原 日帰りドライブ-02>
『登山』をせずに眼下に広がるこんな素晴らしい風景を楽しめるなんていいですよね。
美しい風景を見ながらも、和歌山の名物料理はなんだろう?と考えてしまっている食いしん坊な私です(笑)
一面にススキの穂が風に揺れている、開けた雄大な景色は、本当に感動的でした!
和歌山の街が、ほとんど麓のような位置に広がっていたのにも、驚きました。
北と南で、街と山の対照的な眺望が見渡せるのも、ここ生石高原の魅力でしょうね。
今回、食べ物の記述は控えめになると思いますが(^^;)、気になった郷土料理をテイクアウトで、いただきました♪