東舞鶴駅から、中舞鶴線跡を歩くこと約40分、海上自衛隊舞鶴基地の北吸桟橋へ到着しました。
<<舞鶴日帰りミニ旅-01>
桟橋から護衛艦他の海上自衛隊の艦艇の見学に加えて、連休中は甲板上も公開するというので、見学開始時刻であった10時を少し過ぎた頃合いに、桟橋のゲートへ到着。
普段目にする機会のない、自衛艦群を目の当たりにして、ジックリと見学を開始しました!
<舞鶴地方隊>(基地施設の見学に関する情報も掲載)
<舞鶴基地>
<海上自衛隊艦艇一覧>
記事中の画像クリックで、別ウィンドウが開きます。
概ね青森・秋田県境から島根・山口県境までの、1,600kmを超える距離に渡る日本海沿岸海域とその内陸部の警備を管轄する舞鶴地方隊が置かれている、海上自衛隊で日本海側唯一の基地である舞鶴基地の、北吸桟橋。
北吸桟橋では、岸壁にはズラリと護衛艦等の艦艇が勢揃いで、見学者達を迎えてくれました。
どの艦も、艦上には満艦飾の小旗が折からの強風に良くなびいて、祝日の華やかなムードも満点♪
桟橋のゲートを入ってほぼ正面、桟橋の中央部に停泊していたのは、護衛艦「あたご」。
平成19年(2007年)に就役した、イージスシステムを搭載する「イージス艦」である、ミサイル護衛艦です。
六角形をした、特徴的なイージスシステムのアンテナが、目を引きます。
「あたご」の艦名は、山頂に愛宕神社があることで知られている京都の愛宕山からの命名で、この艦は、帝国海軍で「愛宕」と命名された砲艦→重巡洋艦から数えて、3代目にあたります。
艦首に掲揚されていた日本国旗は、強風でポールに巻き付いてしまっているようでした;
「あたご」の前方には、護衛艦「ひゅうが」が停泊していました。
平成21年(2009年)に就役した、最大11機のヘリコプターを搭載可能な、全通甲板を装備しているヘリコプター搭載護衛艦です。
艦名は、帝国海軍の戦艦「日向」から数えて2代目にあたります。
「ひゅうが」の更に前方には、補給艦「ましゅう」と、護衛艦「きりしま」の姿が。
この2艦は、桟橋の最先端部いっぱいに停泊していたため、艦首を岸壁からは撮影することができませんでした。
兵站を担う補給艦だけあって、イージス艦であるミサイル護衛艦の「きりしま」を凌ぐビッグサイズである「ましゅう」。
船尾の画像からでも、存在感は一目瞭然!
「ましゅう」は平成16年(2004年)、「きりしま」は平成7年(1995年)に、それぞれ就役。
「きりしま」は、この日北吸桟橋に停泊していた艦艇中、唯一舞鶴以外を母港(横須賀)としている艦でした。
艦尾に掲揚されている自衛艦旗は、強風でとても見栄えの良いたなびき具合です^^
「ましゅう」と「きりしま」の舳先をかすめるように、ミサイル艇「うみたか」が帰投、接舷。
沿岸防備を目的とする高速戦闘艇で、平成16年(2004年)に就役しました。
「うみたか」の艦名は、海上自衛隊が運用した駆潜艇に命名された初代から数えて、2代目となります。
基地警備関係の車両でしょうか…「舞警」の文字と、ミリタリー調のダークグリーンのボディカラーが印象的であった車両。
ボンネット上の、錨と桜花とを組み合わせた海上自衛隊のエンブレムも、格好良かったです!
人目を引くことなく、ひっそりと桟橋の片隅に佇んでいましたが、この車両も舞鶴基地を支えていることは確かであり、敬意を込めて、撮影させていただきました!
「ましゅう」と「あさぎり」が停泊していた桟橋の東の端からUターンして、再び「あたご」の前まで、戻ってきました。
ちょっとしたビル波の高さを誇る、鑑定群…岸壁から仰ぎ見るアングルは、迫力満点!
見上げていると、日本を囲む荒海で、国の安全のために日夜携わってくださっているこれら鑑定と自衛官の方々に対して、自然と感謝の念を抱くというものです。
流石に自衛隊、このような掲示は、命令調です。
(この画像は、別ウィンドウへのリンクはありません)
昨今、高圧的だからなのか、この手の命令調の掲示等は、大方穏やかな表現に改められた感がありますが、文章も短くて明快に理解できるので、個人的には好きなのですがね…命令調;
「あたご」の後方には、護衛艦が3艦並んで停泊していました。
岸壁に近い方から、「せんだい」、「あさぎり」、「まつゆき」です。
九州南部の河川である川内川(せんだいがわ)に由来する艦名の「せんだい」は、平成3年(1991年)に就役した護衛艦で、帝国海軍の軽巡洋艦「川内」の名を継ぐ2代目にあたります。
「せんだい」は、主として沿海域において対潜水艦の哨戒・迎撃の任務を担っています。
中央の大きな護衛艦の「あさぎり」は、昭和63年(1988年)の就役で、2代にわたり命名された帝国海軍の駆逐艦「朝霧」の名を継いだ、3代目の艦となります。
「あさぎり」は、対潜戦及び対空戦に対応する汎用護衛艦として、就役しています。
3艦中、最も沖に停泊していた護衛艦の「まつゆき」の就役はこの3艦中で最も早い昭和61年(1986年)で、「松に降り積もる雪」を表す艦名が、帝国海軍~海上自衛隊を通じて初めてこの艦に与えられました。
「まつゆき」は「あさぎり」と同様に、汎用護衛艦として、活躍中です。
3艦もの護衛艦が居並ぶ様子は、正に壮観そのものの眺めでした!
「せんだい」に渡されていた、タラップ。
(この画像は、別ウィンドウへのリンクはありません)
どうやら、この艦から乗艦して、甲板の見学ができるようです。
ワクワクドキドキしながらw、自衛艦へ乗艦…因みに、自衛艦への乗艦は、人生初体験でした。
「せんだい」へ乗艦すると、その甲板を横切って直ちに隣の「あさぎり」へと、わたされたブリッジで移乗。
「あさぎり」甲板上から、「せんだい」の62口径76ミリ速射砲を装備した甲板を、眺めます。
こうした装備を間近に眺めると、「戦う艦」であることを、改めて実感しますね。
実に、頼もしいです^^
「あさぎり」の艦首越しに、先方に停泊する「あたご」の艦尾を望むことができました。
左舷側から見ると、「あさぎり」と「あたご」の満艦飾が、繋がっているようにも見えます。
「あたご」には、常時搭載しているヘリコプターはありませんが、格納庫は有しています。
「あたご」の更に前方には、「ひゅうが」や「きりしま」の艦尾までが、見渡せました。
「あさぎり」の前甲板にも、「せんだい」と同じ62口径76ミリ速射砲が、搭載されています。
後刻撮影した画像をチェックしたら、この砲身のみしか、撮影していませんでした(爆)
この砲身の下をくぐって、右舷から左舷へと移動しました。
砲身の下には、「せんだい」の艦首も見えていますね。
主砲である62口径76ミリ速射砲のすぐ後方には、対潜ミサイルのアスロック(ASROC/Anti Submarine ROCket)を発射するランチャーが、デンと鎮座。
コンパクトな主砲の砲塔よりもはるかに巨大なランチャーの存在感は、正に圧巻!
艦橋の後方上部には、高性能20ミリ機関砲の白いドームも、見えています。
マストにも、様々な機器が装備されていますね。
護衛艦「あさぎり」の前甲板の見学を終え、艦尾へと甲板上を移動します。
<舞鶴日帰りミニ旅-03>>
<<舞鶴日帰りミニ旅-01>
桟橋から護衛艦他の海上自衛隊の艦艇の見学に加えて、連休中は甲板上も公開するというので、見学開始時刻であった10時を少し過ぎた頃合いに、桟橋のゲートへ到着。
普段目にする機会のない、自衛艦群を目の当たりにして、ジックリと見学を開始しました!
<舞鶴地方隊>(基地施設の見学に関する情報も掲載)
<舞鶴基地>
<海上自衛隊艦艇一覧>
記事中の画像クリックで、別ウィンドウが開きます。
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概ね青森・秋田県境から島根・山口県境までの、1,600kmを超える距離に渡る日本海沿岸海域とその内陸部の警備を管轄する舞鶴地方隊が置かれている、海上自衛隊で日本海側唯一の基地である舞鶴基地の、北吸桟橋。
北吸桟橋では、岸壁にはズラリと護衛艦等の艦艇が勢揃いで、見学者達を迎えてくれました。
どの艦も、艦上には満艦飾の小旗が折からの強風に良くなびいて、祝日の華やかなムードも満点♪
桟橋のゲートを入ってほぼ正面、桟橋の中央部に停泊していたのは、護衛艦「あたご」。
平成19年(2007年)に就役した、イージスシステムを搭載する「イージス艦」である、ミサイル護衛艦です。
六角形をした、特徴的なイージスシステムのアンテナが、目を引きます。
「あたご」の艦名は、山頂に愛宕神社があることで知られている京都の愛宕山からの命名で、この艦は、帝国海軍で「愛宕」と命名された砲艦→重巡洋艦から数えて、3代目にあたります。
艦首に掲揚されていた日本国旗は、強風でポールに巻き付いてしまっているようでした;
「あたご」の前方には、護衛艦「ひゅうが」が停泊していました。
平成21年(2009年)に就役した、最大11機のヘリコプターを搭載可能な、全通甲板を装備しているヘリコプター搭載護衛艦です。
艦名は、帝国海軍の戦艦「日向」から数えて2代目にあたります。
「ひゅうが」の更に前方には、補給艦「ましゅう」と、護衛艦「きりしま」の姿が。
この2艦は、桟橋の最先端部いっぱいに停泊していたため、艦首を岸壁からは撮影することができませんでした。
兵站を担う補給艦だけあって、イージス艦であるミサイル護衛艦の「きりしま」を凌ぐビッグサイズである「ましゅう」。
船尾の画像からでも、存在感は一目瞭然!
「ましゅう」は平成16年(2004年)、「きりしま」は平成7年(1995年)に、それぞれ就役。
「きりしま」は、この日北吸桟橋に停泊していた艦艇中、唯一舞鶴以外を母港(横須賀)としている艦でした。
艦尾に掲揚されている自衛艦旗は、強風でとても見栄えの良いたなびき具合です^^
「ましゅう」と「きりしま」の舳先をかすめるように、ミサイル艇「うみたか」が帰投、接舷。
沿岸防備を目的とする高速戦闘艇で、平成16年(2004年)に就役しました。
「うみたか」の艦名は、海上自衛隊が運用した駆潜艇に命名された初代から数えて、2代目となります。
基地警備関係の車両でしょうか…「舞警」の文字と、ミリタリー調のダークグリーンのボディカラーが印象的であった車両。
ボンネット上の、錨と桜花とを組み合わせた海上自衛隊のエンブレムも、格好良かったです!
人目を引くことなく、ひっそりと桟橋の片隅に佇んでいましたが、この車両も舞鶴基地を支えていることは確かであり、敬意を込めて、撮影させていただきました!
「ましゅう」と「あさぎり」が停泊していた桟橋の東の端からUターンして、再び「あたご」の前まで、戻ってきました。
ちょっとしたビル波の高さを誇る、鑑定群…岸壁から仰ぎ見るアングルは、迫力満点!
見上げていると、日本を囲む荒海で、国の安全のために日夜携わってくださっているこれら鑑定と自衛官の方々に対して、自然と感謝の念を抱くというものです。
流石に自衛隊、このような掲示は、命令調です。
(この画像は、別ウィンドウへのリンクはありません)
昨今、高圧的だからなのか、この手の命令調の掲示等は、大方穏やかな表現に改められた感がありますが、文章も短くて明快に理解できるので、個人的には好きなのですがね…命令調;
「あたご」の後方には、護衛艦が3艦並んで停泊していました。
岸壁に近い方から、「せんだい」、「あさぎり」、「まつゆき」です。
九州南部の河川である川内川(せんだいがわ)に由来する艦名の「せんだい」は、平成3年(1991年)に就役した護衛艦で、帝国海軍の軽巡洋艦「川内」の名を継ぐ2代目にあたります。
「せんだい」は、主として沿海域において対潜水艦の哨戒・迎撃の任務を担っています。
中央の大きな護衛艦の「あさぎり」は、昭和63年(1988年)の就役で、2代にわたり命名された帝国海軍の駆逐艦「朝霧」の名を継いだ、3代目の艦となります。
「あさぎり」は、対潜戦及び対空戦に対応する汎用護衛艦として、就役しています。
3艦中、最も沖に停泊していた護衛艦の「まつゆき」の就役はこの3艦中で最も早い昭和61年(1986年)で、「松に降り積もる雪」を表す艦名が、帝国海軍~海上自衛隊を通じて初めてこの艦に与えられました。
「まつゆき」は「あさぎり」と同様に、汎用護衛艦として、活躍中です。
3艦もの護衛艦が居並ぶ様子は、正に壮観そのものの眺めでした!
「せんだい」に渡されていた、タラップ。
(この画像は、別ウィンドウへのリンクはありません)
どうやら、この艦から乗艦して、甲板の見学ができるようです。
ワクワクドキドキしながらw、自衛艦へ乗艦…因みに、自衛艦への乗艦は、人生初体験でした。
「せんだい」へ乗艦すると、その甲板を横切って直ちに隣の「あさぎり」へと、わたされたブリッジで移乗。
「あさぎり」甲板上から、「せんだい」の62口径76ミリ速射砲を装備した甲板を、眺めます。
こうした装備を間近に眺めると、「戦う艦」であることを、改めて実感しますね。
実に、頼もしいです^^
「あさぎり」の艦首越しに、先方に停泊する「あたご」の艦尾を望むことができました。
左舷側から見ると、「あさぎり」と「あたご」の満艦飾が、繋がっているようにも見えます。
「あたご」には、常時搭載しているヘリコプターはありませんが、格納庫は有しています。
「あたご」の更に前方には、「ひゅうが」や「きりしま」の艦尾までが、見渡せました。
「あさぎり」の前甲板にも、「せんだい」と同じ62口径76ミリ速射砲が、搭載されています。
後刻撮影した画像をチェックしたら、この砲身のみしか、撮影していませんでした(爆)
この砲身の下をくぐって、右舷から左舷へと移動しました。
砲身の下には、「せんだい」の艦首も見えていますね。
主砲である62口径76ミリ速射砲のすぐ後方には、対潜ミサイルのアスロック(ASROC/Anti Submarine ROCket)を発射するランチャーが、デンと鎮座。
コンパクトな主砲の砲塔よりもはるかに巨大なランチャーの存在感は、正に圧巻!
艦橋の後方上部には、高性能20ミリ機関砲の白いドームも、見えています。
マストにも、様々な機器が装備されていますね。
護衛艦「あさぎり」の前甲板の見学を終え、艦尾へと甲板上を移動します。
<舞鶴日帰りミニ旅-03>>
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