話題のシンゴジ。
ようやく観に行ってきた。
しかも1人で(最後まで良く観れたよな)
結果、息が上がって手が震えている。
途中、席を立つ事は簡単だったが、立ってはならぬといい聞かせた。
というよりも、まさに逃げちゃダメだ、だったのだろうか。
映画が公開されて、暫く経つというのに、
規模が縮小されているだろうとはいえ、連休初日30〜40人くらいと一緒に観た。
グループ、1人、夫婦、みんな大人。
この「怪獣映画」という皮を被った、ヒューマンムービー…パニックかも戦争映画かもしれない…の注目度は高い。
まず、これは「怪獣映画」ではない。
Twitterで原発・放射能の意見があるが、それも違う。
規模が違う。
違いすぎた。
原発も放射能もその先にあり、きっかけにしか過ぎない。
それほどに圧倒的に大きい。
劇中、物凄い勢いで情報が行き交う。
しかも量がハンパない。
子供は理解出来ないかと。
特に、大規模災害のPTSD持ちは心してみること。
軽度のPTSD持ちの人間からは言える。
途中、声も出そうになる程だった。
そして観た人はそれが明日かもしれない事を、
そっと心に置いておいて欲しい。
是非とも、劇場へ。
一つだけ引っかかる事は、
最後。
尻尾、あれはなんなんだ。
あれはなんだ?(意味的に)
以下「軽く」ネタバレ含む。
余りにも情報がないので、
私の様に物怖じしてしまったが、心して観たい人へ、どぞ。
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・いきなりのクレジットは本当に東宝怪獣映画でニヤリとさせられる。
・きっかけも良くあるパターン、ちゃんと見ておくように(なのだが後ほど色々)
・蒲田くんの意味がわかる
・無人在来線爆弾の意味も判る(鉄は泣けるかも)
・日本の初期行動が遅過ぎてイライラする
・ちゃんと都知事出ます。
・東京大パニック!
・一般市民が死ぬシーンあり(死体はないが確実に逝くと判る)
・それまでガンガン登場していたキャラが、一瞬で消えることあり。
※ビシャア!ドシャ!とかのパンされたシチュはない。ガメラ(小さき勇者たち)の様に生々しく食われたりもない。
上記の蒲田くんwのみだが、正直バンバン死ぬし、死にかけるし、それでも現場の人間に(観ている方は)救われる時が多い
・Twitterやネットと言った、現在の情報もちゃんと流れる(リアル過ぎてドキドキする)
・圧倒的過ぎて(それでも終わらないと話が終わらないと判っていても)絶望
・たまにリアルな生活ネタが捻じ込まれる(なので明日かもしれない、と感じさせられる)
・自衛隊総動員(いぬわし、いずも、F-2、B-2(確か)、さらにてんこ盛り。開いた口が塞がらない)
・お婆ちゃんの国に〜の下りで、長崎生まれの私は号泣した。