これもまた日本人にとっては鬼門ですよね。
でもマスターすると音感がよくなるので、音痴の人ほど役に立ちます。
<一声>
これ、簡単にできると思っている人が多いですが、自分が思っているその音よりさらに引き上げてみてください。
少し声が大きくなりません?それが正解です。
ドレミで言うなら「ソ」くらいの気持ちで。
<二声>
これも日本語では使わないですよねえ。
ここはヤンキーになったつもりで、「ああ?」と思い切り語尾を上げてみましょう。
やってみると楽しいです。
これができないと「你好」も言えません。ヤンキー気分でがんばりましょう。
<三声>
ここはため息です。
「あーあ、今日もつまんねーな」くらいの気持ちで大げさにため息をついてみてください。
ため息ってなぜか下がった後上がっちゃいますよね。その感じです。
<四声>
これは日本語にもあります。
「ああ、そうか!」の「ああ」の部分です。
多分、4つのうちで一番言いやすいと思います。
で、四声の基本がわかったところで実際の練習方法です。
一文字だけできてもあんまり使いどころがありません。
一文字だけで使う言葉って「好!」くらいしかありませんよね。
しかも「好」ですら「好好好」のように重ねて使うのが一般的だし。
なので練習は組み合わせて行います。
まずは「一声+一声」から
星期 xīng qī ,春天 chūn tiān ,三分 sān fēn ・・・
同じ声調の組み合わせをとにかく発音してリズムと音の高さを徹底的に叩き込みます。
その後は「一声+二声」、「一声+三声」と同じ声調の組み合わせを発音していきます。
出门chū mén ,中文zhōng wén , 空调kōng tiáo , 春节chūn jié ・・・
拍手pāi shǒu ,家里 jiā lǐ ,铅笔 qiān bǐ ・・・
一つコツを掴めば、後は全部発音できるようになりますよ。
リズムは同じなのでラップのような感じで。
(1-4) 机器 一月 出去 身份 吃饭
(2-1)晴天 十一 时间 毛巾 结婚
(2-2) 儿童 同学 眉毛
(2-3) 麻烦 你好 手指 结果
(2-4) 一样 全部 十二 太阳
(3-1) 血压 宇宙 理科 海边
(3-2) 恐龙 嘴唇
(3-3) →(2-3)になるので省略
(3-4) 眼镜 脸色
(4-1) 汽车 唱歌
(4-2) 四十 数学
(4-3) 自己 效果 日本 电影
(4-4) 漫画 睡觉 再见 电视
できるようになったら次は3つ連続に挑戦です。
小时候, 星期一,中秋节,身份证
3つ連続の場合は真ん中の声調を少し弱めに発音したほうがネイティブっぽくなります。
文を読むのはこれができてからでも遅くないです。