「だけど」「ですが」は逆接の接続語だと習ったと思います。
今日は雨ですが、運動会をします
彼は中国人だけど、日本語が上手だ
のような使い方です。
でも日本人は逆説じゃないのに使ってますよね。
「今日の会議だけど、3時からでいいですか?」
「明日だけど、時間ある?」
のような感じで。
今日はその「~だけど」の使い方について説明します。
実はこれ、
「今から~の話をするよ!心の準備をして!」
の意味なんです。
なんでわざわざそんなこと言うの?と思いました?
でもこれがあるとないとでは会話のスムーズさが全然違うんです。
日本語には音が50音しかありません。
つまり「同音異義語」がとても多いんです。
貴社の記者が汽車で帰社した。
平仮名で書くと「きしゃのきしゃがきしゃできしゃした」です。
もうきしゃばっかり!
他にも「補助(ほじょ)」なのか「保証(ほしょう)」なのか「豊穣(ほうじょう)」なのか「褒賞(ほうしょう)」なのか、聞き間違えやすい言葉もとても多い。
なので「今からこの話題をするよ」と教えてもらえると、範囲が絞れてすごくありがたいんです。
言葉の前につける「あのう」とかも同じですね。
「今から私が話すよ。心の準備は大丈夫?」という意味です。
なので「あのう」と言わずに突然長い文を話し出すと「失礼だ」と感じます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます