ずるずると6日間もお天気が悪かった。
南西から接近してくる台風を
なんだかんだで待たされた格好。
我が家はちょうどよい具合に
台風通過後に稲刈りがベストで
幸運だった。
稲刈り寸前のままお天気の回復を
待っている家が結構あった。
で、いよいよ明日未明に台風が
接近するという5日の夜。
本棚のふちにティッシュ製の
テルテル坊主が4体並んでいた。
顔がすごく不細工だし、
4体ともさかさまに止められていた。
高校生の女子が作った。
さかさまでも効果があるのか
と聞いたらば「フレフレ坊主」
なのだった。
休校を期待してのことだ。
夜中にゴーっといううなりがして
どしゃぶりになった。
目が覚めるくらいだったが、
朝が来てみれば「そうでもない」。
警報が出ていないので
彼女らはがっかりなのだった。
雨が小降りになってからも
けっこうな強風が吹いた。
前日、急いで植えた白菜の苗が
なぎ倒されたかもしれない。
白菜を植えた日は
台風接近前でものすごく暑かった。
白菜白菜大根大根と
何日も前からいつ植えるかを
ずっと気にしていた母だ。
私と一緒に畑に出て鍬を使うのだが
のろのろとはかどらず。
母は足が不自由だし
この数年で太った。
立っているだけでしんどい
だろうはと思う。
万事が「気がかり」で「ねばならぬ」
と思っている母。
私にそれを強いてくる母に
ついイライラする。
こだわりが母自身を少なからず
苦しめているのだし、
自分のジレンマを私に
預けようとしている。
分かっていても無視できない。
私は苛立ちながら母の代わりを
果たそうとすることになる。
辛そうな母に
「私がやるから帰っていいっ!」
と言い放った。
一人で春菊の種を撒いた。
これだけで大汗をかいて
半端なく疲れた。
台風であの労力が無駄になったら
相当悲しいと思いながら
曇り空の下、畑に行く。
強風にあおられたらしく
道に枝や葉っぱ青い柿や栗が
たくさん落ちていた。
白菜の苗は大丈夫だった。
案外たくましく並んでいた。
去年の白菜はみじめな出来だった。
小さくて葉っぱが巻かない。
他所のお宅の白菜は我が家の
3倍にも育っていた。
私はどうせ素人だから仕方ないー
と言いながら3年目かな。
今年はどんな白菜になるのでしょ。
1冊でも野菜作りの本を
読んでから作ったらどうなんだと
読書家の妹は言う。
図書館で年間200冊借りた。
5年で1000冊。
読む本がもうないという人間(妹)と
1冊しか借りたことがない人間(私)
との差は歴然だわ。
一応2冊は買ってある。
昨年は読まなかった。
今年も半分過ぎた。
誰かに教えてもらいたい。
「私、野菜を作っています」
というにはほど遠い。
ともかく周辺に台風被害なく
良かった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます