今日もなんとか難解な本に手が届いた。
100ページで5時間か、、致死量。
21lessons
2章:政治面の難題
AIとバイオテクノロジー発展の壮大な
話は一旦置かれて、人類の歴史が中心。
これからの技術革新を受入れるために
文化面の難題がある、みたいな内容。
キーワードは【解釈】
■拡張解釈が人間の武器⚔️
人類には複数のコミュニティがあるが、
オリンピックが開催できるほど人類規模の
共通認識やルールの共有ができる。
これは人類の【解釈】という武器の賜物。
この瞬間の文化や宗教の考え方は、
遺伝子や歴史、先人の経験から作られない。
この瞬間の人間の解釈により作られる。
■拡張解釈は権力者の武器にもなる🧨
ナショナリズムが対峙する3つの難問。
核・環境破壊・技術破壊。
でもロシアは、地球温暖化が進んでも
北海開通で儲かるし、ガスが売れなくなる
のも困る。でも海面上昇を避けないと全滅。
宗教も同じで解釈次第。言い方によって
同じ行動が善にも悪にもなる。
しかも宗教が関与できる領域が、徐々に
狭くなっている。
子供が病気にかかったら、まずは病院。
その後、、神に祈る。
■拡大解釈が二分する時、、、
人種差別から文化差別に移行しつつある。
ある移民が、【短気】のせいで昇進を逃す。
元の国には、問題に直面したらすぐに正直に
真正面から解決を模索する【文化】がある。
どちらの国の言い分も正しい。
■感想■
二章では、技術革新は止められないけど
受入れも難しいよ、みたいな新な難題が。
時代はコミュニティに閉じ籠る流れ。
宗教は目的でなく、根拠を作る道具に。
移民受入れが利益か、違うのかも解釈次第。
自分の会社が直面している難題と共通点が
あるかもしれない。
技術は進む。ルールは整備される。
仕事は楽になって共通認識も増えている。
整備された自由の中で、宗教めいた勢いが
通じなくなった老害がすること。
【部署の為】に良く解っていない上司に、
拡大解釈の末、革新的っぽい進化の
アピール。他部署展開は鈍足。
スケールの違いはあれど、今後あの会社で
生き抜くアドバイスがこの後ありそう。