野生育ちNinoの”幸せで在る”ライフワークblog

　赤坂駅から徒歩4分。朱色かオレンジ色かなんとも言えないカラーの看板に解読できる文字がCURRYとOPENのら2つしかない怪しげなマンションの201号室にセロトニンはありました。何も知らない人が到底飛び込みで入るタイプのお店ではありません。しかし若者たちが集まる大名ではこのタイプのお洒落なお店は多いので何の疑いもなく入れました。

　マンション自体を住居から商業用にリノベーションしているようでした。元々1LDKくらいの部屋をターコイズブルーの壁紙を一面に貼り、アンティークな家具とこれから増えていきそうな今は控えめなインテリアでまとめた素敵な内装でした。若い店長さんも大名っ子らしくお洒落さんでした。

　カレーを食べて帰るだけでは勿体無い、お茶でもして長居したくなる空間でした。この内観のセンス、きっとスパイスカレーもハイセンスなものを作るんだろうなと期待値は上がりました。

■Lunch menu［2022.11.21］

☆カレープレート1種です。チキンは薩摩地鶏を使用しています。パクチー抜きが可能です。価格は税込みです。

▶︎ぶつ切りキーマ＋日替わりカリー　1,300円

（マッシュルームとムール貝ココナッツカリー）

▶︎大盛り　　　　　　　　　　　　　100円

▶︎地鶏卵黄　　　　　　　　　　　　100円

▶︎トルティーヤ&ライム　　　　　　100円

▶︎タンドリーチキントッピング　　　250円

■ぶつ切りキーマ＋日替わりカリー　1,750円

ぶつ切りキーマ

マッシュルームとムール貝ココナッツカリー

地鶏卵黄

トルティーヤ&ライム

タンドリーチキン

　少し予想外なビジュアルのカレープレートが配膳されてきました。他では食べられない独創性と惜しみなくスパイスカレー好きに向けて作っているというようなメッセージを感じる稀有なカレープレートでした。素晴らしかったです。

　肉肉しさとスパイスのバランスが絶妙で単体でも全然食べ飽きないぶつ切りキーマにタンドリーチキン、副菜、ライムの変化が加わると永久に食べられてしまう未知なる味わいでした。魚介の旨みとココナッツがダブル主役のマッシュルームとムール貝ココナッツカリーは全くタイプの違うカレーでワンプレートの中に違うストーリーの物語が２つ成立しているようでした。「好きだなぁ…」と感嘆の声が自分の心から聞こえました。間違いなく次世代の福岡カレー界を担うカレー屋さんになるでしょうね。

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