高知西高、高知南中高と今春統合した高知国際中高校の校歌について話し合う 臨時の県教育委員会が19日、高知市内で開かれ、「新しい校歌」を作ることを全会一致で決めた。
国際中は2018年度、国際高は21年度の開校以来、同じ場所にある西高と「一体感を育む」などの理由で西高の校歌を歌っている。県教委が今年5月に 国際生に行ったアンケートでは「新しい校歌が良い」が「現在の校歌が良い」を1票上回った。6月13日には3校の保護者らの意向を聞き、国際、南側は新しい校歌、西側は現在の校歌を残し、新しい歌を加えるなどの意見を述べていた。
この日は、県教委事務局が「現在の校歌を引き続き校歌とする」「新しい校歌とする」の2案を提示。教育委員4人(1人欠席)は「統合は対等で、公平さが求められる」「新しい校歌で国際中高が一丸となって、世界の未来を担う人材を輩出してもらいたい」などの意見を述べた。採決で、長岡幹泰教育長を含む全会一致で新しい校歌を作ることに決めた。
県教委高等学校振興課によると、校歌は国際中高が主体的に作ることになる。「(来年3月に卒業する)1期生を、新しい校歌で送り出したい」とした。(加治屋隆文)
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