I think, therefore I am

フランスの哲学者さんの言葉をふと思い出しました。デフォルトでしたっけね。違うかー。

ま、どーでも良いんですが人それぞれ色々思うことはあって、自分以外の人は自分にとって皆

「変わった人」

みたいなとこありますよね。そう思います。趣味や共通の話題を通して「こいつワシと同じこと考えとる」＝「ワシのこと分かってくれとる」とかって思うこともありながら、相手に合わせるというより、合う相手を選びながら、自分本位の主観でモノを考えたり話したりすることが多くなります。ちょっと違えば「分からんやつ」です。

赤ちゃんなんかは、お互いに意思の疎通が言葉で出来ないから、より変わった…いわば宇宙人の様な存在です。

いま目の前にいるこいつ、ボクにとって宇宙人である翔太。

逆に・・・こいつの目には、ボクってどう映ってるんでしょうね。





そういえば、この前スーパーでお子さん連れのファンキーなお母さんが、泣いている２～３歳の子供に対して
「あんたが何が言いたいんか分からん！やかましいね！泣きんさんな！もう置いてくで！！」
みたいなことを言ってました。言葉や言い方は変わっても、こんな風景をよく見る気がします。



今、ボクはこの翔太を見ていると「コイツが何で泣くのか」「どうしたいんじゃろうか」ってことに興味が湧いて止みません。とりあえず、オムツが気持ち悪いのかと交換してみたり、お腹が空いているのかと指を吸わせてみたりしてます。自分の乳も吸わせてみようとしましたが、乳首のデカさが足りないのか、「吸うモノ」として認識されませんでした。

ってことで、育てるということ教えるということ。

ボクが唯一父親にされて反発していたこと、見守り導かれること。

引かれたレールの上を走らされてる気がして、その愛情を踏みにじり傷付けたこともありました。父はそのことに対して、何も言ったことがありません。「お前のためにしてやっとる」とか「何で分からんのんな」という言葉は、ホントに、たったの1度も投げつけられた記憶が無いです。

今振り返れば、感謝と申し訳なさが混じった複雑な気持ちになります。

ただ


ボクの父親がボクに対してそうであったように、父と同じことを翔太にしてやりたいなって思っている自分がいます。

P.S
もちろん父の「奥さんと子供を置き去りにして釣りに行く」姿勢も真似たいと思ってます（笑）
（↑ボクが高校まで釣りが嫌いだった理由ですが♪）